荘厳なしかも華麗なこの姿は12世紀ロマネスク様式で建築され、14世紀、後期ゴシック様式の大教会に改築され現在に至っているそうです。この教会の屋根はモザイク画のようにも見え特に美しいと思う。屋根にまで配慮したデザインは素晴らい。
「騎士タンホイザーは異界ヴェーヌス・ベルグで官能の世界におぼれ過ごしていた」。オペラ”タンホイザー”の始まりの異界を現す舞台は一面薄いベールの幕。ベールの向こう側で演じられる舞台は官能の世界がまさに夢、幻のように繰り広げられ、美しい場面でした。10年も前の事なのに、昨日の事のように蘇ってきます。終演後その日だけのポスターを夫は買い求めた。2001年6月22日。今でも我が家のリビングを飾っています。