2003年にフランス南西の旅に行った時、エクス・アン・プロバンスで憧れのゴッホの描いた”夜のカフェテラス”を訪ねた。夕闇迫る”カフェ・ヴァン・ゴッホ”は当に描かれたそのままの様相を呈していて感激した事は今でも忘れる事は出来ない。そこのマルシェでこのミルに入ったドライハーブミックスを買ってきた。永い間使われずカップボードの片隅で眠っていたのです。先日ころころのじゃがいもと庭のローズマリーとレモンバーベナを摘んで一緒に炒めてみたら、香りの良いお洒落な付け合せ料理に変身しそれは、それは美味しかった。そこでローズマリー、マジョラム、タイム、バジル、が入っていると書いてあるその古いミルを挽いてみたら…色々なハーブの香りがミックスされているのでまた一段と良い。10年以上も放っておいても変わらない事に驚いた。セザンヌの描いた”サント・ヴィクトワール山”もそのまま私たちを迎えてくれて感無量だった事…良い旅であったなあ。