Mrs.Uponwaterのブログ

日記です♪

ロシアのハンドワーク

2012-07-21 08:54:27 | 日記

お友達のOさんから、ロシア旅行のお土産ハンドメイドの麻のドイリーを頂いた。ロシアらしい厳格さの内に清潔感が溢れていて美しい。ベルギーやハンガリー、チェコでも、独特なハンドメイドのレース編みを見たが、高価でいつも手に入れる事が出来ない。新しい物好きのピョートル大帝が17,18世紀、女子修道院付属の孤児院の子供たちに、イギリスから編み手を招いて教えたのがロシアのハンドメイド・レースの始まりだそうです。心の落ち着きと冷静、根気を養った(確かに…精神修養になる)。ロシアは広いので編目模様によって地方が解ると言います。額に入れて飾っても素敵だと思う。私もマトリョーシカなんかに気を取られず、ハンドメイド・レースを学習してくればよかったと後悔しています。Oさん有難う。

 


わが母の記 井上 靖(講談社文庫)

2012-07-19 16:27:58 | 日記

映画「わが母の記」を観て改めて原作を読んでみた。脚色も原田先生。「幼少時、両親と離れて暮らした事に長い間わだかまりがあったが、母の認知症に向き合った時初めて深い愛を知った」と言う事が縦軸として物語に通っていたのが映画でした。これは先生の脚色で映画にするためにはこうしたインパクトが必要で脚色とはこう言うものと勉強した。原作は認知症の母の数年の出来事をいろいろ書いているが、文学者として気品のある端正な言葉で愛情を持ってつづり、決して笑い事にしていない処に感心した。「父親の死に際に初めて父の求めで手を握り合ったが、次の瞬間自分の手が軽く突き返された感じがした」父の気持ちをあれこれ考えこの事は彼の脳裏から消えなかったと言う父親との確執か情愛か、この心理を描いた処は圧巻です。しかし”わが母の記”には必要ないところ。とにかく映画は上手くまとめられていると思った。数日前、先生が映画「わが母の記」について講義をしたそうですがミスしてしまった。残念!


フルーツ・トマト アイコ

2012-07-18 10:01:16 | 日記

我が家のキッチンガーデン(気取ってね)、過日の台風で葉は全部真っ黒け、しかし実は辛うじて残りました。房の先まで赤くしたいと我慢してやっと2枝収穫しました。艶があり綺麗ですが味はあまりよくない。表面にスターが現れる中玉のフルーツトマトを願っていたのですが。しかし娘が横浜では高級トマトとして売っていると言い美味しいと言ってくれたので…。アイコなんてどうして命名するのでしょうね。


アズキとカカオのフォンダン

2012-07-16 17:06:55 | 日記

羊羹で有名な虎屋が新しい発想の焼き菓子を出しています。娘のお土産です。チョコレートと餡のドッキング、洋菓子に近いがよく味わうと小豆の皮がわかります。黒砂糖やシナモン、ポートワインも入っている。この味何処かで出会ったなあと思ったら、イギリスのクリスマス・プディングの味…でもこの虎屋のフォンダンはそれよりもっと繊細できめ細かなしっとりさがあり酷があり、”フォンダン”ですからやわらかで口の中で溶ける。イギリスのクリスマス・プディングなんかと比べたら娘に怒られてしまいそう。


トカイワイン

2012-07-15 11:32:32 | 日記

ハンガリーの貴腐ワイン、トカイ・アスーです。2001年6月ドイツ、チェコ、ハンガリーを旅した時、夫がエステルゴムのワインショップで2~3本買った。貴腐ワインは樹で葡萄に菌を付着させ3~5年熟成させ強い甘みを作り出すそうです。プットニョスという甘さを表す等級があり、これは6プットニョスで数字が増すほどに高級となると言うのですからお値段もしかり。12年の間、開ける機会がなく次女夫婦がやって来たこの夜、乾杯となりました。重厚な香りが広がりアルコールは強いが上品な甘さのデザートワインのよう。冷蔵庫の中で12年、熟成も進んだのでしょう。夫とのあの最後の旅を思う時、私の心は激しく痛む…のです。


わたしの小さな古本屋 田中美穂著(洋泉社)

2012-07-12 18:17:27 | 日記

21歳の若さで突然会社を辞め倉敷に開業した古本屋「蟲文庫」の話です。”苔”と本が好きで亀やクワガタ、金魚、めだかそして猫数匹と同居するユニークな女性古本屋店主です。彼女を取り巻くゆったりと穏やかに流れる時間の優しさが読者の心を包みます。大原美術館がある倉敷の美しい街並みの中、明治時代の古い建物に”蟲文庫”はあるそうです。欲得に振り回されず自然の流れに逆わらずこんな生き方が出来たら…それもいいと思うが…。


ねじ花

2012-07-10 14:46:19 | 日記

ラン科の植物で捩花と書き、万葉集や百人一首にも詠われている日本に古くから自生する野生のランです。”文字摺草”ともいい語感が奥ゆかしく美しい。毎年我が家の庭に一株だけ咲きます。次女が中学の夏休みの自由研究に「ねじ花の左と右巻きのどちらが多いか」という、今考えればどうでもいいような調べ物をした。夫の研究所の庭にたくさんねじ花が群生しているので、父親がお昼休み1㎡の中に右巻き、左巻きが何本あるか…調べて来た。どちらが多かったか忘れてしまったが、この花が咲く度にン十年前の父と娘の共同自由研究を思い出す。毎年一株だけ芝生の真ん中に咲く”文字摺草”不思議な気もします。

 


ヴィターレの七夕祭り

2012-07-08 08:38:05 | 日記

私の週二回通っているスポーツ・ジム、本来はデイ・サービスの拠点です。通ってくる要介護の人達を楽しませようといろいろイベントを催している。七夕祭りではフラダンスを披露していた。覗かせて頂いたら”ミニハワイ”の雰囲気いっぱい。ダンサーは此処の介護士の職員だそうで驚きました。爽やかな衣装で美しく素敵です。日頃の大変なお仕事にはこうした自らの癒しの趣味が必要な事がわかります。


演舞場昼食処”雪月花”

2012-07-06 10:52:34 | 日記

ネットで演舞場の"雪月花”と言う食事処の松花堂弁当”夕霧”を注文しておいた。”襲名祝い幕の内”もあったけれど包んであるカバーが立派でそれに幾ばくか流れているようでやめました。30分弱で頂くのですから大忙し…。揚げ物もお刺身も煮物も品良く美味しかった。頂けなかったのは鰊の昆布巻き、味付けは当に市販物の既製品。