なんたって「こうせつ」のコンサートは、ゲストがすごい。
若い人はわからないかもしれないけれど、「こうせつ・おいちゃん」の人脈・人徳は、さまざまなアーティストに影響を与え共感を得ているのだ。
それが今年、デビュー40周年と還暦記念の「つま恋」になって結晶した。
3年前の「よしだたくろう&かぐや姫」以来の「つま恋」だったが、感動が色あせないうちに新たな感動を味わった。
午後1時の開演とともに登場した「こうせつ・おいちゃん」を一目見るなり、「悪魔のあっくん」と思ってしまうぐらい彼に似ていた。
洒落た眼鏡がそう思わせたのだろう。
もっとも、今回のコンサートもドタキャンしたダメダメ悪魔とは、誠実さにおいてもまったく違っているのは当然なのだが・・・・。
3年前の「つま恋」同様、「こうせつ」の一声でどっぷり昭和にタイムスリップしてしまった2万数千人の観客のほとんどは、オヤジとかあちゃんの同世代だ。
まったく雨の心配もないドピーカンの空のもと、これから7時間もの長丁場のコンサートを、ステージ上の「こうせつ」が気遣う。
クーラーバックに用意した10本の350㎖ビールの1本を、早くも飲み干している。
だって、暑いんだもん。
でも野外コンサートは、実に気持ちがいい
早くも2本目に手が伸びる。
「こうせつ」の歌もさることながら、多彩なゲストは実にお得な感動であった。
まずは常連、正やん。
続いてイルカ、尾崎亜美、夏川りみ、BEGIN、森山良子、ムッシュかまやつ、松山千春、山本潤子、坂崎幸之助、サプライズゲストの杉田二郎と加藤和彦、真打ちは小田和正だ。
それぞれソールドアウト級のビッグネームが結集して、ほんとうにお祭り気分は最高潮
定番の持ち歌と、ここならではのセッションに、みんな手拍子、足拍子。
ノリノリのおじさん・おばさん集団である。
「こうせつ・おいちゃん」は「たくろう」のことも気遣い、「夏休み」を歌ったり、「人間なんて」などと合いの手もくりだし、「つま恋」気分を盛り上げる。
オヤジ、ちょっとウルウルだ・・・・
最後に花火なんかも上がっちゃったりして、また「やるっ」って言ったら、かあちゃんの返事を待たずに申し込んじゃうかもしれない。
感動
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