「どっか行きましょう。柴又とか」
朝イチで突然小僧が言った。
なぜ柴又? と思ったが、もう何年も行ってないし(2010年 柴又〜帝釈天〜寅さん〜笑がおの湯 参照)「寅さん記念館」もリニューアルしてることだし、それじゃあ行ってみようとなった。
まあだいたい京成高砂駅で金町線へ乗り換えるのだが、この辺りもかつて走っているし、たった一駅だから歩くことにした。
柴又駅前にはそこそこの人がいて「寅さん」や「さくら」の銅像の写真を撮っていたが、参道には人は少なく、帝釈天もでっかい賽銭入れはあったが参拝の人は少なかった。
引いたおみくじを結んでいる側から、若い「源公」みたいなお兄ちゃんが片っ端から結ばれたおみくじをゴミ袋に入れていた。
また小僧がおみくじを引きたいというので引いたら「吉」で、「病人 本ぶくすべし」とあった。
まあまあ、だね。
引いたおみくじを結んでいる側から、若い「源公」みたいなお兄ちゃんが片っ端から結ばれたおみくじをゴミ袋に入れていた。
じぃぃっと見いる小僧の視線に耐えかね、お兄ちゃんが言った。
「ぜんぶお焚き上げしますので」
とのこと、けっこう毛だらけ、だね。
帝釈天を出て江戸川方面、「寅さん記念館」の方へ歩く。
土手の上から見ると、何やら走っている人とメガホンのアナウンスご聞こえた。
行ってみたら、
おお、「葛飾柴又ロードレース」ではないか。
この時期は「松戸七草マラソン」の方へ行っちゃってたから、参加する機会がなかったが、なかなかコンパクトで時間もゆっくりで良いではないか。
もっとず〜と前に参加する機会に恵まれたら、小布施でやらかした寅さんの仮装で走ったろう(小布施ぐるぐる3時間半 参照)、惜しい😞
久々に見たマラソン大会に小僧もにわかにやる気を口にし小走りになったが、腎臓に少々難ありの我ら親子はゆっくり練習していかないと、とてもマラソン大会にはエントリーできない。
毎日コツコツ走ったり歩いたりしないとね。
「寅さん記念館」と併設の「山田洋次ミュージアム」へは、なんと我ら親子は障害者手帳の恩恵で無料❗️付き添いのかあちゃんもオマケに無料で入館🙌
こりゃあやっぱり春から、けっこう毛だらけ、だな。
「男はつらいよ」のDVDを集めて毎晩観てたのは2021年のこと、時短、時短で店を早く閉めざるを得ず憂鬱だったときだ。(毎日、寅さん 参照)
リニューアルして見どころの増えた記念館、また「男はつらいよ」を観直したくなっちゃう。
我が家の小僧さんと寅さん。
とらやのお茶の間も映画のセットだ。
「タコ社長」がこのコロナ禍にいたら、そうとうキビシイだろうなぁ。
ジオラマの縮尺が妙に子どもと合って微笑ましい。
懐かしい昭和の商店が再現されています。
ポケベルも携帯電話もない時代、利用したよなぁ。
電車じゃなくて、人車⁉️さすがにこれは乗ったことがない。
「車やさん、ちょいと帝釈天までやっておくれな」
電車じゃなくて、人車⁉️さすがにこれは乗ったことがない。
「車やさん、ちょいと帝釈天までやっておくれな」
てな感じかね。
たいてい飽きてしまって「もう行きましょう」なんて言う小僧も、しっかり楽しめた。
続いて「山田洋次ミュージアム」へ。
山田作品けっこう観てるつもりだったが、最近の「家族はつらいよ」や「シネマの神様」はまだ観てないから、このさい観てみるかぁ。
11時過ぎて帝釈天に戻ると、やっぱり人がいっぱいだ。
マラソン終わりの人たちも、食べて呑める店を求めてチラホラ。
そんな人を尻目に、我らはまた歩いて高砂駅まで戻った。
本日もよく歩き7.3㎞。
今年こそは、走れるようになりたい。