掛け持ちアベンジャーズ

12時20分にかあちゃんと西新井で2D、16時5分に小僧と有楽町で3D、おなじ日におなじ映画をたて続けに観たことはかつての名画座以来かもしれない。

2Dと3Dの違いはあるにせよ、どうせ「アベンジャーズ／エイジ・オブ・ウルトロン」だもの、何にも考えなくていい。

しかもかあちゃんとは1100円、小僧とは魔法の手帳のおかげで付き添いも1000円、3Dメガネはあるから👌で2本観ても2100円、一人で観たら1800円だからわずか300円足しただけで2本はお得。

まあ電車賃やら飲み食い代を入れたら大出費かもしれないが、それはご愛嬌。


かあちゃんには事前に前作のあらすじと登場人物の解説を話して聞かせ、客の入りが半分もない劇場の前から5列目の真ん中で鑑賞。

あれよあれよで観終わって、お茶を飲む間もなく移動して北千住の改札で小僧と落ち合い銀座へ。

上映開始15分前に日劇到着、トイレを済ませコーヒーを買って、前から10列目で3Dメガネをかけて鑑賞。

途中おしっこを我慢できない小僧がトイレへ、静かなシーンでは何度も大あくびをする小僧にシーッ👆と注意しながら141分を見終わった。


素直な感想。

「X-MEN」の前作「フューチャー＆パスト」みたいで、なんでもありでなんにも解決しない、ただドンパチのためのドンパチ映画。

極悪人「トニー・スターク / アイアンマン」のエゴと思い上がりとごくごく狭い愛情のために人類が滅亡の危機に瀕するといういつもながらの展開で、「ホークアイ/ クリント・バートン 」が自嘲気味に
「こんな連中の中で弓矢で戦っているなんて笑えるだろ」
ってつぶやくセリフがすべてを物語っているほど、ありえねぇ～超人と怪物とメカのくんずほぐれつの大バトル。

改造人間とはいえサイキックまででてきちゃって、変なロボットは毎度おなじみアメリカ人の大好きなドクロチックなデザインで、どうしても「フューチャー＆パスト」との相似性をぬぐえない。

「トニー・スターク」も「ブルース・バナー / ハルク」も天才なのに、そんなあやふやな人工知能よりも変身したハルクのパンツが破れないことに注目すべきと考えてしまうほどの、「アイアンマンVSハルク」の激闘のすさまじいこと。

ほぼ等身大の2対の戦いであれほどまでに街が破壊されてしまうのだから、次期「ゴジラ」は生半可な破壊では許されないのだ。

めっけもんは韓国人の科学者「チョ博士」役の「キム・スヒョン」、スタイル良くて美人で今後とも注目。

もちろん「ナターシャ＝ スカーレット・ヨハンソン」はやっぱセクシーですな、いいですな。


今後まだまだ続くことは言うまでもないけれど、「J.A.R.V.I.S.」は「R2-D2」なみにこのシリーズでは最強なことに誰も気づかずに、ハルクの破れないパンツの謎とともにますます大げさなありえねぇ～展開になってゆくのでしょう。

それにしてもエンドタイトルの長いこと、「I.L.M」以下のビジュアルエフェクトのスタッフの膨大な人数、そして初めて意識したけれど「Dolby Atmos（ドルビーアトモス）」の実力。

今度ちゃんとホームシアターを整備するときには、ぜひこの「Dolby Atmos」をシステムに加えたいもんだなと思った。


そのうち「X-MEN」とも合体してスーパーアベンジャーズみたいになっちゃうんでしょうか?

ハリウッドのスーパーヒーローのAKB化はどうよ😯

ま、次回作も見ちゃうけどさ。