プラムフィールズ27番地。

本・映画・美術・仙台89ers・フィギュアスケートについての四方山話。

< 先生のおとりよせ >

2022年10月31日 | ドラマ。
前回の「婚活探偵」がけっこう面白く、テレビ東京はこの方向の
(スポンサーの宣伝をがっつりぶちこんだ)ドラマを今後作って来るんだろうなー
と思ったら、案の定味をしめて第二弾。
今回もまあまあ面白かったです。

話としては「婚活探偵」の方がちゃんとしてたかなと思ったけど。
今回は話はゆるゆるで、北村有起哉と向井理の出演が売りというドラマだった。
でも設定はまあまあユニーク。有起哉さんのなよなよしたおじさんという
役柄は珍しくて良かった。

橋本マナミの大根っぷりが逆にいい味を出していたように思う。
雰囲気と体型はぴったりでしたしね。
財前直見の役が脚本からしてそこまで効果的じゃなかった気がする。
ふせえりあたりに役柄をふって、もう少しコミカルなキャラでも良かったかも。

ただ最終話のドラマの締め方は「ナニソレ?」ってほど締まらなかったなあ……。
脚本で最終3ページくらい消失したかと思うくらいだったよ。
そこまでどんなに面白く見てても、終わりが締まらないと途端に冷めるから
注意しないと。いわんやゆる系ドラマにおいておや。

取り上げられたお取り寄せは注文が殺到しただろうなあ。美味しそうだったもん。
わたしでさえ検索してみそうになったくらい。
これはスポンサーもウハウハ、製作側もウハウハ、視聴者も面白ければウハウハ、
という三方一両得な作りかもしれない。

が、ドラマの面白さがなければ単に商業主義が目につくばかりになって
誰も見なくなってしまうと思うので、ゆるくてもいいから
面白いドラマにして欲しいですね。



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