プラムフィールズ27番地。

本・映画・美術・仙台89ers・フィギュアスケートについての四方山話。

フィギュアスケート GPシリーズ カナダ大会 2019 女子。

2019年10月28日 | フィギュアスケート。
ショート。

ユ・ヨン。3A見事。小気味のいい、キリキリっとした滑りで好き。

本田真凜。久々元気なところを見たね。点数は出なかったけど。コメントが少し大人になった。

トゥルソワ。うわ。連続2大会か。え?女子ってSP4回転跳べないの?なんで?
技術のある人には不利じゃないか。
ななめのスピンはへたくそで子供っぽい。ステップはキビキビ。
……あ、しまった。シェルバコワと同一視していた。同じに見える。

メドベデワ。衣装がいつもの雰囲気と違う。滑りは美しいんだが、ジャンプを失敗したね。
でもこの人の美しさには心が満たされるよ。やはりフィギュアは美しくあってこそ。

テネル。こちらこそ正真正銘の2連続出場。メドベのあとだと味わいに欠ける。手足長い。

紀平。面白い曲を選んだな。難しそうだなあ。3A、OK。コンビOK。素晴らしい。


会場、半分以上日本人なんじゃないか……。オソロシイ。

エテリさんはさー。14歳、15歳の子をジャンプだけ仕込んで大会に出場させて、
それでいいんだと思ってない?ここんとこロシアってそんなのばっかりでしょう。
17歳、18歳になって跳べなくなったらお払い箱。
その辺りから表現力や個性が出て来て、それからが面白くなっていくのに。

フィギュアの面白みを奪っている、その一端はロシア、ひいてはエテリだ。


※※※※※※※※※※※※


フリー。

真凜の滑りは好きですよ。今回はミスなく良かった。久々に本人も納得でしょう。
6位ながらも、私もうれしいよ。

メドベデワ。演技は良かったが、わたしは「SAYURI」には映画自体に違和感があって。
そしてメドベの衣装も疑問。白襟だと襦袢っぽく見えない?襦袢着て踊られても……
演技は良かったけどねー。目に優しい。

テネル。うん。良かったと思う。今まで好きなタイプじゃなかったけど、
今シーズンはいいと感じる。

ユ・ヨン。好きなタイプの滑りで見てて気持ちいいが、並み居る強者に割って入って、
メダリストになれるかなあ……。と思ったら今回メダリストになってしまった。
4回転、3Aをやれる人だけがメダルを取れる時代。

トゥルソワ。スピードが速いなーーー。着氷姿勢が今一つ。
そりゃここまで跳んだら点数出ますわなあ。出なくても問題だけど。うーん、世界記録。

紀平。振付いいですよね。衣装もいい。滑りに潤いがあって好きだ。
しかしトゥルソワのブルドーザーみたいな4回転になぎ倒されてしまう、みたいな。
美しさでいえば紀平がずっと上だと思うんですけどね。


エテリシステムはどうも好きになれん。ジャンパーを量産するのはいいとしても、
本人がようやく人間的に成長して、これから個性を生かしたプログラムが滑れるという
タイミングで見捨てる気がする。
エテリにとってはジャンプが全て。

まあ実績を求めるコーチにとっては、目に見えるジャンプの成功が大事だろうとは思うが。
しかしみんながみんなそうなったら、今のロシアのように15、16歳の女の子だけが
とっかえひっかえ活躍するだけで、その成長とか表現力の伸びとかを楽しむことが
出来なくなるよ。それじゃあ面白くないんじゃないのか。フィギュアスケートは。



でもカナダ大会の女子はけっこう面白かった。





コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 89ers、10月26日の試合。 | トップ | フィギュアスケート GPシリ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

フィギュアスケート。」カテゴリの最新記事