「バイプレーヤーズ」のシーズン3が始まって、見たい!と思っていたが、
いかんせん、テレビ東京系はこの辺では入らないのであった……。
わたしが見たいと思うドラマの半分くらいはテレビ東京系。
ああ、入るようにならないだろうか。でも入るようになったらドラマをたくさん
見なければならなくなって大変。
(ちなみに、後にBSテレ東でシーズン3の放送が始まったんだけど……
最初気づかず、1話と2話は見逃しています。3話から見る。残念。)
なので劇場版はすごく見たいと思っていた。
で、見た結果。
話はぐちゃぐちゃだけど面白かったです。
これは何の面白さかというと、ふだん着の役者(と思わせられている)の姿を
愉しむということですね。もっといえば役者同士の関係性。
これを現実だと、おおむね信じて見る。そういうシリーズ。
なので、このドラマの中で仲良くて、実生活では仲が悪い、とかは想定しない。
実際に有村架純は交友範囲が広く、意外な人と仲がいいんだろうなと思うし、
(心の底ではどう思っているか知らないが)メインのバイプレイヤー同士は
仲がいいんだろうなと思って見る。
そしてその中でのアドリブ。
今回は富士山麓にある大規模な撮影所という設定。
シーズン3と整合性があるのかないのかは知らないが、映画だけの話でいえば、
そこではバイプレイヤーたちが大勢集まり、日々ドラマ・映画を撮っている。
富士山麓なんて遠いところに毎日通えへんやろ、と内心ツッコむ。
ここで作られている設定のドラマや映画がね。パロディオンパレードで笑えた。
「わたしの番です」とか、半沢直樹とか、えーと、覚えてないけど
わたしでもわかる作品色々。その瞬間瞬間が面白い。切り取り方が面白い。
もー、テレ東はパロディがお家芸だからー。
こういうのずるいよねー。面白いからいいけど。
一番面白かったのは木村多江のところかな。木村多江は「チコちゃんに叱られる」
での熱演から見る目が変わった。その前はあまり好きじゃない女優さんだったけど、
あれだけ演技にハマれる女優が悪い女優なわけがないじゃないですか。
バイプレイヤーズたちは相変わらずです。遠藤健一が今回フィリピンに行ってるので、
常時登場は松重・トモロヲ・光石。おっさん3人が背景でごちゃごちゃしていて、
今回一応のフォーカスは濱田岳・菜々緒・柄本時生の映画作成組。
濱田岳が監督となって映画を撮りたいというのは、百歩譲っていいとして、
菜々緒・柄本時生とその他の人がわざわざ映画を自主制作しようというのが、
必然性を感じない。まあいいけど。
天海祐希の立ち位置があまりにも無理がある……。
天下の天海祐希が、いくら趣味としてもケータリングサービスに何日も費やす。
……まあいいけど。
そういういい加減な話でも、濱田岳や天海祐希を見ているだけで楽しいので良い。
北村一輝とかねえ。村田雄浩も。前述の木村多江。
向井理も珍しく顏芸を発揮していた。大倉孝二。勝村政信。渡辺いっけい。
ふせえり。そうそう、滝藤賢一も。りょう。高畑淳子の役柄がすごかった。
そして出ているのに気づかなかった役者もものすごくたくさんいた。
尾美としのり、安藤玉恵、堀内敬子、浜野謙太、升毅、吉田羊、相島一之。
伊武雅刀、甲本雅裕、野間口徹は見たかなー。速水もこみち。
これは間違い探しのように、画面を止めながら、確認しながら見たい気がする。
しかもわたしのテレビでは画面が小さいから、大きなテレビで。
もったいないくらい豪華なゲスト。
これ、ドラマ版は業界視聴率30%といってあおってますけど、
業界人は何を見たくてこのドラマを見たいもんですかね?
知ってるあの人のアドリブ具合とかでしょうか。
ただ、これから見ようと思っている人に言いたい。
この映画は基本コンセプトがわかってないと絶対につまらないから、
今までのシリーズ、全く見てない人はいきなりこの映画を見ない方がいい。
絶対に見ない方がいい。
映画として見るにはあまりにもユルいですから。
お金を払ったことがもったいなくなりますから。
わたしは面白かったけれど、それはシーズン1、2込みでの面白さ。
映画が初の出会いだと、骨格もない、クラゲみたいな話ですから。
この映画はいろいろな俳優の顏ぶれを楽しむ。
そして「所長」に対する愛情の映画だと思います。
最後を見て、これは映画人による暖かな弔辞なのではないかと思った。
昔撮った、そしてもっと撮るはずだった映画を、ふんわりと「銀河鉄道の夜」に
集約させて。たしか愛犬がクーちゃんじゃなかったでしたっけ。うろおぼえですけど。
最初の犬は本犬?同じ犬種?
うん。やっぱり弔辞ですね。
いかんせん、テレビ東京系はこの辺では入らないのであった……。
わたしが見たいと思うドラマの半分くらいはテレビ東京系。
ああ、入るようにならないだろうか。でも入るようになったらドラマをたくさん
見なければならなくなって大変。
(ちなみに、後にBSテレ東でシーズン3の放送が始まったんだけど……
最初気づかず、1話と2話は見逃しています。3話から見る。残念。)
なので劇場版はすごく見たいと思っていた。
で、見た結果。
話はぐちゃぐちゃだけど面白かったです。
これは何の面白さかというと、ふだん着の役者(と思わせられている)の姿を
愉しむということですね。もっといえば役者同士の関係性。
これを現実だと、おおむね信じて見る。そういうシリーズ。
なので、このドラマの中で仲良くて、実生活では仲が悪い、とかは想定しない。
実際に有村架純は交友範囲が広く、意外な人と仲がいいんだろうなと思うし、
(心の底ではどう思っているか知らないが)メインのバイプレイヤー同士は
仲がいいんだろうなと思って見る。
そしてその中でのアドリブ。
今回は富士山麓にある大規模な撮影所という設定。
シーズン3と整合性があるのかないのかは知らないが、映画だけの話でいえば、
そこではバイプレイヤーたちが大勢集まり、日々ドラマ・映画を撮っている。
富士山麓なんて遠いところに毎日通えへんやろ、と内心ツッコむ。
ここで作られている設定のドラマや映画がね。パロディオンパレードで笑えた。
「わたしの番です」とか、半沢直樹とか、えーと、覚えてないけど
わたしでもわかる作品色々。その瞬間瞬間が面白い。切り取り方が面白い。
もー、テレ東はパロディがお家芸だからー。
こういうのずるいよねー。面白いからいいけど。
一番面白かったのは木村多江のところかな。木村多江は「チコちゃんに叱られる」
での熱演から見る目が変わった。その前はあまり好きじゃない女優さんだったけど、
あれだけ演技にハマれる女優が悪い女優なわけがないじゃないですか。
バイプレイヤーズたちは相変わらずです。遠藤健一が今回フィリピンに行ってるので、
常時登場は松重・トモロヲ・光石。おっさん3人が背景でごちゃごちゃしていて、
今回一応のフォーカスは濱田岳・菜々緒・柄本時生の映画作成組。
濱田岳が監督となって映画を撮りたいというのは、百歩譲っていいとして、
菜々緒・柄本時生とその他の人がわざわざ映画を自主制作しようというのが、
必然性を感じない。まあいいけど。
天海祐希の立ち位置があまりにも無理がある……。
天下の天海祐希が、いくら趣味としてもケータリングサービスに何日も費やす。
……まあいいけど。
そういういい加減な話でも、濱田岳や天海祐希を見ているだけで楽しいので良い。
北村一輝とかねえ。村田雄浩も。前述の木村多江。
向井理も珍しく顏芸を発揮していた。大倉孝二。勝村政信。渡辺いっけい。
ふせえり。そうそう、滝藤賢一も。りょう。高畑淳子の役柄がすごかった。
そして出ているのに気づかなかった役者もものすごくたくさんいた。
尾美としのり、安藤玉恵、堀内敬子、浜野謙太、升毅、吉田羊、相島一之。
伊武雅刀、甲本雅裕、野間口徹は見たかなー。速水もこみち。
これは間違い探しのように、画面を止めながら、確認しながら見たい気がする。
しかもわたしのテレビでは画面が小さいから、大きなテレビで。
もったいないくらい豪華なゲスト。
これ、ドラマ版は業界視聴率30%といってあおってますけど、
業界人は何を見たくてこのドラマを見たいもんですかね?
知ってるあの人のアドリブ具合とかでしょうか。
ただ、これから見ようと思っている人に言いたい。
この映画は基本コンセプトがわかってないと絶対につまらないから、
今までのシリーズ、全く見てない人はいきなりこの映画を見ない方がいい。
絶対に見ない方がいい。
映画として見るにはあまりにもユルいですから。
お金を払ったことがもったいなくなりますから。
わたしは面白かったけれど、それはシーズン1、2込みでの面白さ。
映画が初の出会いだと、骨格もない、クラゲみたいな話ですから。
この映画はいろいろな俳優の顏ぶれを楽しむ。
そして「所長」に対する愛情の映画だと思います。
最後を見て、これは映画人による暖かな弔辞なのではないかと思った。
昔撮った、そしてもっと撮るはずだった映画を、ふんわりと「銀河鉄道の夜」に
集約させて。たしか愛犬がクーちゃんじゃなかったでしたっけ。うろおぼえですけど。
最初の犬は本犬?同じ犬種?
うん。やっぱり弔辞ですね。
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