プラムフィールズ27番地。

本・映画・美術・仙台89ers・フィギュアスケートについての四方山話。

☆ < ザ・ロストシティ >

2022年06月30日 | ☆映画館で見た映画。
どうでもいい話だが。

映画1本1000円で見られるクーポンがあったんですよ。
しかし特に見たいものもなく。
が、ある時「機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島」に気づく。
期限前に封切りだからちょうどいい。これ見よ!と思っていた。
普段あんまりアニメは見に行かないけど、久々にファーストガンダムの世界を
味わえる。楽しみ。

しかし封切りが近づいてMOVIXのサイトをチェックすると、
特別興行というじゃないですか。
ナニソレ?と思って調べてみると、1900円と高い上に、当然1000円クーポンなどは
使用不可。楽しみにしていたのに!

楽しみにしていたのは
1000円クーポンを見たい映画で使えるという喜びのためであって、
見たいことは見たかったけど、1900円出すほどではない。
なんでこれ、特別興行にしちゃったんだろう?その方がもうかりますか?
がっかりした。楽しみにしていたんだよ。

別に見たい映画がなければ別に見に行かなくてもいい。
……それはそうなんだけど、ガンダムの件があったせいでどうしても何か
見なければ気がすまなくなり。この映画を選んだのだが、
どんな映画かは見る前にわかるよなあ。気がすすまない。

結局1000円クーポンの期日まで行くのがめんどくさくなり。
しかし1100円クーポンも持っていたので、1100円クーポンの最終日に
気は進まないながら行ってきた。なぜわたしはこれを見るんだろうと疑問を持ちつつ。


※※※※※※※※※※※※


まあまあ、でも。楽しめたことは楽しめましたよ。
他人には薦めないけれども。お金を出してまで見る映画かというと微妙。
でも洋画も2年ぶりだしね。2年前のプラド美術館以来。
つまらない教養番組並みの映画だったから、これをノーカウントとすると、
まともな洋画は「キャッツ」以来だ。2年半前。

これは「ナショナル・トレジャー」とかの系統ですかねえ。
でも「ナショナル・トレジャー」は死ぬほどツッコミを入れたかったのに対して、
(実際に死ぬほど入れた)
これは完全に狙って作ってるから、そこまでイライラしないで済んだ。

まあなんていうかね。
予告編以上でも以下でもない、良くも悪くもオバカ映画。話は。

しかし撮影が大変だったろうなーとしみじみ思いやられる作品でもあった。
話の適当さを撮影の大変さで補っているというか。
もちろんかなりの部分、スタント、映像技術を使っているとは思うが、
それでも役者・スタッフとも過酷だったと思うよ。

早い話、セットを作ったとしてもあのトンネルを必死で抜けなきゃいけないんでしょう?
サンドラ・ブロック、いうても57歳ですよ。閉所恐怖症になりそうなトンネルを。
すごい筋肉使いそう。
そして、どピンクのジャンプスーツも正直、本人もきつかっただろう。
見てる方もきつかったが。
役者って大変。

チャニング・テイタムは初かなあ。名前はけっこう聞いていた気がするのだが、
それにしてはオーラを感じなかったなあ。あ、「パブリック・エネミー」は見たか。

ブラッド・ピットはお得な役だったかもしれない。
撮影は大変だっただろうけど。ブラピもいうて58歳ですから。
スタントは多用しただろうけど、本人も相当動いたでしょうね。
わたしはブラピって、そこまでいうほど面自体はイケメンではないと思うけど、
「激イケ」「遺伝でね」のやりとりは好きだったな。

ジャングルの中のバイクも、車の上での格闘も、本人およびスタントのみなさん、
おつかれさま。


だがサンドラ・ブロックとチャニング・テイタムがくっついてメデタシというのは。
年齢差がきつかった。最近、年齢差が年齢差がといってばっかりいる気がするが。
いや、実生活上はいいですよ。何歳差であろうと、当人たちがいいなら。
が、このストーリーとこの関係性、この見た目でくっつくのは無理を感じた。

あ、そうそう、この映画を見たのは一つくらいダニエル・ラドクリフの
ハリポタ以外の作品も見といてもいいかなと思ったからだった。
……まあこれでラドクリフの作品を見たといわれては彼も不本意だろう。
が、ちょっと面白みがなかったよなー。
おバカ・コミカルは演じてる本人も楽しまないとね。

そういう意味ではサンドラ・ブロックはコメディエンヌとして良かったね。
着替えた後のお洋服が可愛かったし。どピンクのギラギラスパンコールとか
いうのじゃなければ、十分カワイイのであった。


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