うさぎ穴便り

タラッタ、ラッタラッタ♪うさぎのように耳をたてたて、お鼻ひくひく。好奇心旺盛ぶりを「うさぎ穴」から発信!

徳川慶朝さんの「徳川慶喜家の食卓」

2007-08-30 19:07:25 | 本と雑誌
最後の将軍、徳川慶喜さんのひ孫、慶朝さんの本を最初に読んだのは「徳川慶喜家にようこそ」でした。
文庫も出ています。
徳川慶喜さんファンの私としては、ひ孫さんの本はこれが2冊目です。
徳川さんちのかただから、スゴイ人なんだと思っていたら、マンションに住んでいらっしゃるなんだか気さくなカメラマンさん。
徳川幕府の言葉からイメージすると、どうしてもマゲが。そんなわけないけど。
今現在マゲなんかじゃ、稲垣吾郎さんの殿リーマンになってしまう。

 慶朝さんの生活は、さすがに慶喜さんに似ているところがあって、食生活に対してのこだわりが普通じゃない!
朝食は毎日自分できちんと作り、ぬかどこも毎日混ぜる!!男=ぬかどこ、なんて、今まで想像したこともない。
慶喜さんでもやっていらっしゃらないと思います。そんなエピソードはなかったはずなので。
そして、インスタント食品、おみそ、しょうゆなどに敬意を表する慶朝さん。確かに便利だもの。
今、慶喜さんが生きていらっしゃったならば、きっと、現在の食生活にものすごく興味を示されて、徹底的に勉強されて体に良くないものは、すべて排除されることでしょう。
この本の影響で、おこげ食べたさに、私も土鍋でご飯を炊くことを始めてしまいました。
将軍をやめてから、飯盒でご飯を炊いていた慶喜さんのことを思いつつ、お米を研ぐのです。

 慶朝さんと同じ思いといえば、ラーメン屋さんでほんとにおいしくてリピーターになりたい!と思うほどのお店はあまりないということ。
ということは、私もけっこう、食にこだわる舌だということになります。どこかのお店でおいしいお料理に出会うと、必ず、なにが入っているのか、考えて、どうやったら、近いものができるか作ってみちゃうので、慶朝さんの本は、私にはすごく楽しくておもしろかったです。

 しかし、しかし、慶朝さん作の「徳川将軍珈琲」を先月「東久邇宮記念賞」を頂いた日に飲むことができて感激したいたんですが。
今回この本を読んで「徳川将軍珈琲」ができあがるまでの慶朝さんの努力とこだわりに、感動してしまいました。
ご自分で焙煎までされているんですよ!!!水戸藩があったところの茨城県で。
慶喜さんが、当時、外国人にふるまったとされるコーヒーが今飲めるなんて、これほどのロマンティックはない!と思います。
そのコーヒーもとても心地いい苦味で飲みやすくておいしかったのなんの!!コーヒー通ではない私にコーヒーを茨城まで注文させる慶朝さんは、やはり、慶喜さんのひ孫さんです!!



我が家の「すいか」!!

2007-08-30 18:09:01 | 日記・エッセイ・コラム
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 こちらの写真は、先日、母親からもらった、小玉のすいかちゃんです。
切ってみたら、あまりにも皮が薄くてまずびっくり!!
食べてあまりの甘さにまたビックリ!!
今年のすいかに惚れました!!!
すいかちゃんには、記念にうさぎ穴便りに登場していただきました。
近頃は、小さめのすいかが甘くてよいようなのだそうです。



すいかの思い出といえば、小さい頃、泥棒さんが目の前でウチの畑にやってきて、すいかを勝手に食べ始めたほどのすいかの名産地が我が家でした。家のまわりには、一列に大きなすいかが整列。
おかげですいかはただで食べるもの、と思い込んで何十年も過ごしていました。
スーパーですいかの値段を見て、仰天したのも当然!
 すいかに次いで、昔我が家には、桃の木もあって。桃もスーパーで値段をみて桃に対する眼差しが尊敬に変ったのはいうまでもないことです!



すいかだ、桃だとわかったようなことを書いてますが、農業が大好きな両親を持ちながら、親があきれるほど、まったく農業が苦手な私は、すいかや桃のことを食べて、せめて書いては、絶賛するのが役目です^^;
次の推薦は出雲、湖陵のさつまいもさんにスポットライトを当てる予定です。