うさぎ穴便り

タラッタ、ラッタラッタ♪うさぎのように耳をたてたて、お鼻ひくひく。好奇心旺盛ぶりを「うさぎ穴」から発信!

昭和33年をカラー版で観れる!一生懸命に作られた心あたたまる映画!「ALWAYS三丁目の夕日」&感動

2005-11-19 23:48:00 | 映画
HPアップのために書物のほか、今までに観てきた映画や聴いてきた音楽のリストを整理しているうちに映画がたくさん観たくなってきました。

「ALWAYS三丁目の夕日」は、堤真一さんと吉岡秀隆さんと、セット観たさに映画館の大画面で観ました。久しぶりに広範囲の年齢層まで楽しめて感動できるエンターテインメントの映画にめぐり会えて幸せです^^。
TUTAYAの冊子には吉岡さんのインタビューが載っていたので、頂いてきました。吉岡さんは、昭和33年に一生懸命に生きていた人に失礼にならないように演じられたと語っていらっしゃいます。
堤さんもその言葉に近いことを先日語られていて、近い過去に実際に生きていた人たちのことを演じなければならないので、そのあたりに気を使われたそうですが、三丁目映画は、役者さんのそれ以上に、監督さんとスッタフのかたがたの一生懸命さ、ひたむきさ、作品にかける喜びや細やかさや。うまく言葉で表現できない気持ち、感覚がスクリーンの隅々まで行き渡っていたように思えました。
敗戦からまだ完全には立ち直っていないけれど、明日がまたくる。その証しの夕日を眺めながら本当に頑張って生きていた日本人の魂が、一生懸命に作られた映画の中に宿っているかのように感じる映画でした。
音楽担当の佐藤直紀さんの言葉どおり、この映画は音楽なしならそれなりに映像だけでも感じることができる映画かもしれないと、まだ一度しかみていない私でも、どのシーンも記憶に留めておきたい映画です。セピア色よりも、もう少し明るい、あったか~い夕日色が最初から最後まで印象的なのは、たぶん、三丁目年代を白黒でしか観たことがないからだと思います。カラーなんですよね、東京タワーも。茶川商店の駄菓子やおもちゃ、当時のポスターだって、今この映画でカラーで見れるから、いっそう懐かしくなってきてすごくいいんだって思わせてくれる。
原作の西岸さんのマンガはカラーではありませんが、なんだか心あたたまるエピソード。その原作をカラーでもっとぬくもりアップしたのが三丁目映画なのかなあ。
今現在だって、あたまりまえにいつも朝日と同じく夕日も遠くへ沈んでいくのに、あたりまえ過ぎて意識の中にないんじゃないかなあ。そんなことも、あたりまえにそばにいるはずの家族やお隣さんのことも、遠くに離れている人のことも思ってみようかな、と思わせてくれるような映画は、私も近頃観たことがなかったので、すごく嬉しいです。こんな映画を作って下さった方々に感謝いたします!!

ようやく気になっていた、ジョニーデップのネバーランドもレンタルして観ました。童話好きなので、ピーターパンができるまでのストーリーとあって、観たいな観たいなと思っていて。久しぶりに、つんくの演歌の花道といっしょにレンタルしました。ぜんぜんジャンル違うじゃん、というのはまず置いといて。
このネバーランドもラストは感動の涙でした。ジョニーデップの役が作家というのにも興味をそそられましたが、子供たちが自由な発想で物語を連想していく過程や、なにそれ?という反応だった客席がどんどんピーターパンの舞台に魅せられてゆくところも素敵でした。
ピーターラビットの作者、ビアトリクス・ポターも家庭教師をしていた子供あてに書いた絵つきの手紙が絵本誕生につながりました。あのピーターパンも作家と公園で出会った子供との交流から生まれたのかと思うと、やっぱり子供というのは、おかしな言い方になるけど、大人の過去に間違いなくて、子供と同じレベルの純粋さと子供を愛する心というのは、いい作品を生むことになるんだなあと今更ですが、感じました。ディズニーも子供たちの夢を叶えるために作られたそうですが、未来の地球をたくさなければならない子供たちを思う世界は必ずヒットしている、ということが言えますね。
「ALWAYS三丁目」の夕日も子供を本気で大切に思っているシーンがあって、この映画にも同じ心がありました。
これから、もっともっと、こんな映画が世間に受け入れられるような日本になるといいなあ・・・。

演歌の花道の話は、楽しい映画編ではなばなしく書いちゃおうと思います。



パソコン使いに癒しのオルゴール

2005-11-09 00:21:04 | 日記・エッセイ・コラム
相変わらずの肩凝りに加えて、ほとんどぎっくり腰のような腰痛と戦いながら、ちょこっとずつのHP作りの作業をしております。整理ついでに、自身の読書や音楽の趣味をリストアップしようと思ったら、とんでもなく大変な作業になってしまいましたぁ。自分でもよくやるわ!とか、よく集めたもんだ!とか、思いますが、人生40年も超えるとけっこういろんなものが私のまわりに定住してるものもあり、通過して行ったものもあり。
でも、大体に物持ちがかなりよい方の私なので、本なんか小学校から持ってる童話までリストに入れようとしたら、ほんとに大変な作業。ちょっとそこまでやるの無理もありで、ま、いいや、で止めております^^。
音楽もレコードという名の時のまで入れたいんだけど、ホントは。物が実家にあるので、無理。(実家でよかったと、もう一人の自分に言わす)
考えてみたらパソコン歴は、1998年から。7年目にようやくHP作りとは、遅~っ!
弟は、私が始める10年も前からハマっていて。パソコン通信で結婚したほど通。雑誌のWITHにも載ってしまった。まだ、パソコン通信が珍しいころだったのね。
当時の私は、よくパソコンなんてやるなあ・・。私は絶対無理と思っていた。
私のパソコン使いのきっかけは、ドラマ「踊る大捜査線」のオフィシャルサイトの本を見たのがきっかけ。そこには、公式ではない人のサイトにお願いしての書き込みコーナーがたくさんあって。私は筧利夫さんが、踊る~にご出演だったのに気づかずにいたので、本見てびっくり。
で、できもしないのに筧さんのファンサイトをのぞいてみたくなってしまった。
1代目のパソコンはシャープのパーソナルモバイルツールで、モノクロでちっちゃかった。そのくらいでじゅうぶんだと思っていたのに、人の書き込みを見ていてたら自分も書き込みしてみたい!という気持ちが、ドキドキながらしたした。最初はホントにドキドキしたんだ!で書き込みしたら、改行のしかたもわからず、文章がず~っと一列。管理人さんに適当なところで改行してね、と教わった。新人らしいじゃないの、と思えずちょこっと落ちこみました^^。
 そこのサイトは、管理人さんが東大の図書館司書をしてるかたで、著作権のことも彼女に教わりました。野田秀樹さんや、舞台ファンでもあった人のサイトだったから、慣れてくると、どんどん書き込みができるようになってきた。
で、ミニのモノクロに書き込み保存ができない。メモリーがないに等しい。
2代目のパソコンは「ベンジャミンくん」とネーミング^^。このベンジャミンくん、は昔から憧れだった、B5版サイズのソニーのバイオ505の98。ものすご~く嬉しかった!!考えてみたら、私は書き込みするためにパソコン買ったんだね~。1台目のより嬉しかったです。だって小型とはいえ、カラーだもん。書き込みサイトみたら、キレー。緑だったのか~。
おかげさまで、筧さんだけでなく、野田さんや堤さん、劇団☆新幹線の大ファンで今日まで歴史を刻んでしまいました。
でも、このサイトは二年前に管理人さんの体調不良で閉鎖になってしまいました。
おかげさまで、そちらで友だちも何人かできてお逢いできたかたや、お逢いしてなくても毎年必ず年賀状を下さるかたもいらっしゃいます。音信不通のかたはお元気かなあ・・。
しょんぼりしていてもしかたないので、前向きに。
で、堤さんのファンサイトでお世話になりました。こちらでは、ファンのかたたちと交流が深くてありがたい!!反対に書き込みに反撃クラって叩かれたりもしましたが、いい体験だったと思っています。そのおかげで、ようやく自分のサイト作りが現実になったので。自分で管理人すれば、文句言われるすじあいはないぞ、著作権も勉強してるぞ、差別用語もとりあえず参考にはしてるぞ、っと。
3代目パソコン、「でんぱちくん」は、ソニーのバイオW。ベンジャミンくんもゆ~っくりながら、けっこうまだ、頑張ってくれています。
HP作りには、小型はスペースが足りない。
さあ、もうじきだぞ~、頑張れ~、僕!!
このパソコン使いに欠かせないのが、オルゴールの音色。好きなサントラよりも落ち着いて邪魔にならない。本物のオルゴールは妖精の形をしたカワイイのが部屋にいる。知り合いの先輩からのプレゼント。しかも、たまたま私の大好きなマザーグースの曲。ロンドン橋落ちたや、ポーリーやかんをかけなさいが入ってる。でも、すぐに電池がなくなるし、つい、いっしょに英語で歌ってしまっちゃう。
だから、今は、CDのオルゴールバージョンで頑張ってます。スマップ、ミスチル、福山雅治。アルファー波のゆらぎ。いい物を作っていただきました。数年前に先輩から300万のオルゴールの音色を聞かせてもらいましたが、違うやっぱり違う!!音が違う!!!総手作りは違うのだ!跡継ぎさんがいないと、どうしようなく価格は高くなる。でも、最近鳥の声の600万くらいのまで、見て聴いた。ため息・・・、すごい職人技に感嘆。CDバージョンでも本物のハンドメイドにはかなわない。でもCDはもっと発達するだろう・・・。
鴻上尚史さんの番組体験談のエッセイ「道楽王」(この本は絶版で入手できず。図書館でラッキーにも借りれました)にも清里のオルゴール館のことを丸で仏門に入ったようないい気分になれると感激されていました。行きたい、いつか必ず行きますよ~。癒しの世界へ。
さ、また、でんぱちくんとガンバロ!!^^
長いのに、がんばってお読みくださいましたね。ありがとございました。(>_<)