NHK「今ここにある危機と僕の好感度について」2話まで視聴。
贅沢にオジサンがいっぱい。こんなにたくさんの芝居オジサンの出ているドラマがいまだかつてあっただろうか!他のドラマで渋い脇役のオジサンをこれでもかこれでもかと投入してる。なんと贅沢なことでしょう。
特に理事会と教授会。あるよね、こういうオジサンたちの会議。理事会は重厚なオジサンたちがとにかく事勿れと密議。とにかく責任の所在を霧の中に入れる。あるよね、こんな教授会。レフト気味学生運動臭のするオジサンたち。こういうとこにおばさんは不在。発言した女性教授は外国人だったしね。やっぱりね。
池田成志っていう役者さんはよく知らなかったけど、度を越した変人ぶりが、教授やってる人の一部にありがちでリアルだった。いるのだ、ああいう教授、学者。妙に派手なお召し物、破滅的な飲酒はしゃぎ具合。キャスティングに拍手だね。
ずっと役者をやってきて、バイトやらなんやらもやってきて、あのお年までそれを貫いてたどり着いたオジサンたちが、束になって出てるなんて、嬉しいやら恐ろしいやらゾワゾワする。このドラマの見どころでもある。
それにしても、実社会でもニュースやらに出てくる著名人はほんとオジサンばっかし。コロナやらオリンピックやらがニュースの多くを占める今日、種々様々なおじさんが見解を語り、毎日毎日オジサンばかりを見なければならない報道番組。こちらは私の住む社会の残念な事実。日本はおばさんの意見なんて聞かないのさ。そういう国なのさ。
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