超音波システム研究所

超音波の新しい利用に関するブログです

超音波実験 Ultrasonic experiment <超音波システム研究所 ultrasonic-labo>

2019-02-21 18:56:46 | 超音波システム研究所2011

 

複数の超音波プローブを利用した計測・解析・評価により

各種の関係性・応答特性(注)を検討することで

相互作用の検出により、目的に合わせた

1:水槽・振動子の設置方法

2:液循環制御方法

3:治工具の設置・改善方法

4:その他(超音波制御、超音波振動子の変更・・・)

を提案・実施により、改善を実現しています。

注:パワースペクトル、自己相関、パワー寄与率、インパルス応答・・・

超音波の測定・解析に関して

測定方法(各種条件:サンプリング時間・・・)の設定は

オリジナルのシミュレーション技術を利用しています

実際の環境により

低周波の振動モードについて、各メーカー、工場、建物・・・により、固有の特性があるために

状況に応じた対応が必要です。

特に、24時間稼働の工場の場合、低周波の振動測定は超音波装置を安定して利用するために

非常に重要ですが、あまり行われていません。

(超音波が不安定だといわれる大きな要因だと考えています)

超音波測定解析の推奨システム
http://ultrasonic-labo.com/?p=1972

なお、この技術を、超音波システムの改良技術として

コンサルティング対応したこれまでの経験から

超音波水槽の構造・大きさと

超音波(周波数、出力、台数・・)に合わせた

<超音波>と<水槽>と<液循環>のバランスによる

超音波と液循環の最適な出力制御により

ほとんどの超音波装置は改善可能です。

上記の図は、時間2msの音圧データと解析結果(自己相関)です。

同じ装置に対して、制御により改善を進めた様子です。

(最終状態で、自動車部品の洗浄実験を実施対応しました)

超音波<計測・解析>事例
http://ultrasonic-labo.com/?p=1705

本来は、水槽の新規製作、装置の新規開発、新規超音波の購入、・・・が最もよいのですが、

現実的には、現状の改良として

液循環ポンプの追加改良(可能であれば、超音波の発振制御)で改善を実現できます。

これまでの事例から

費用と効果の最適化として

同じ周波数の振動子を複数台使用している超音波装置の場合

出力を40-60%程度に下げて、使用台数を50%程度に減らすことが、

最良の傾向にあります。

 


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超音波実験 Ultrasonic experiment no.681

2019-02-21 11:59:58 | 超音波システム研究所2011

超音波実験 Ultrasonic experiment no.681


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超3種類の異なる周波数の「超音波振動子」を利用する技術 ultrasonic-labo

2019-02-21 06:59:35 | 超音波システム研究所2011

超3種類の異なる周波数の「超音波振動子」を利用する技術 ultrasonic-labo


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超音波システム研究所

2019-02-21 06:29:31 | 超音波システム研究所2011

セミナー:超音波とファインバブル(マイクロバブル)による洗浄技術

~接着・接合・表面処理のための
金属・樹脂部品の表面改質・精密洗浄に役立つ~
超音波とファインバブル(マイクロバブル)による洗浄技術の基礎と
導入・改善・トラブル対策のポイント 【デモ付(撮影OK)】

超音波・ファインバブル洗浄は数々のメリットを有する洗浄方法ですが、
一方で効果を発揮するには様々な要点を抑える必要があります。
本講座では超音波システム研究所の斉木が、
デモンストレーションや具体事例を交えながら
超音波洗浄のノウハウを解説します。

超音波システム研究所は、
下記の通り超音波セミナーを行います。

タイトル
「超音波とファインバブル(マイクロバブル)を利用した洗浄技術」

講師 超音波システム研究所 代表  斉木 和幸

受講対象
化学製品・医薬品、医療機器、自動車、精密機械、電気・電子機器・・
の製造企業の研究開発部門・製造部門・品質保証部門・・
の方の役に立つ説明を行います

日時:2019年4月9日(火)10:00~17:00

主催 株式会社 テックデザイン https://tech-d.jp/

受講料: 1名29,980 円(税込/テキスト付)

会場:会 場: テックデザイン会議室(東京 門前仲町駅)
orリファレンス西新宿(東京 新宿駅)

詳細・申し込み:https://tech-d.jp/chemical/seminar/show/3904

プログラム

Ⅰ.超音波・ファインバブル(マイクロバブル)に関する
基礎知識と発生メカニズム
1.超音波の基礎
2.超音波振動の伝搬現象
3.ファインバブル(マイクロバブル)

Ⅱ.超音波・ファインバブル(マイクロバブル)による
洗浄方法とそのメリット
1.洗浄の基礎
2.物理作用・化学作用・相互作用
3.ファインバブルのメリット

Ⅲ.超音波洗浄装置開発ノウハウ
1.水槽・振動子の設置方法
2.マイクロバブル発生液循環システム

Ⅳ.簡易機器を使用した、デモンストレーション
1.ファインバブル(マイクロバブル)の観察
2.超音波の音圧測定

 

 

Ⅴ.洗浄の具体的適用例
1.洗浄効果実績のある超音波洗浄装置の具体例
2.洗浄水槽の設計
3.超音波シャワー洗浄
4.洗浄の問題解決テクニック

Ⅵ.実際の洗浄工程における導入・改善・トラブル対策のポイント
1.トラブルシューティング
2.超音波・洗浄に関する管理方法

<本講座での習得事項>
1.ファインバブルを利用した洗浄液の開発技術
2.ファインバブルを利用した超音波制御技術
3.洗浄物の(数量、材質、洗浄レベル……)
音響特性に合わせた超音波洗浄技術

<講義概要>
機械製品の製造において、洗浄は接着・接合・表面処理などの
後の工程を機能させるために必要不可欠です。
特に精密機器においては、
洗浄の技術レベルが製品の精度に直結するといっても
過言ではない重要性を有しています。
中でも近年急速に普及が進んでいる
超音波・ファインバブル(マイクロバブル)洗浄は、
溶剤・洗剤の使用量が少なく大規模なスペースを必要としない、
一度に多数の製品を洗浄できる、
適用対象次第では水のみで十分な洗浄効果を有するなどといった
メリットを持っています。
しかしながら超音波の特性上、
適切に使用しないと洗浄ムラが発生する、装置の大規模化が難しい
などといったデメリットも有しており、
使用には適切な知識が必要とされます。
また、超音波・ファインバブル(マイクロバブル)による洗浄技術自体も、
進歩の大きい分野です。
洗浄対象(樹脂、鉄鋼、ステンレス、ガラス、セラミックなど)の
表面弾性波によるメガヘルツの超音波伝搬現象を利用することで、
目的に応じた超音波洗浄の最適化が可能となります。
この技術は超音波洗浄のほか、
洗浄液・加工油・めっき液の均一化においても効果を発揮します。
本講座では超音波・ファインバブル(マイクロバブル)洗浄の基礎や
導入・改善・トラブル対策のポイントに加え、
前述の最新の超音波洗浄技術について、
その開発者(斉木)が
デモンストレーションを交えて解説します。

 

<備考>
実際に超音波洗浄を経験していると理解の助けとなります。
(メガネの超音波洗浄器でも十分です)
デモンストレーションの動画・写真撮影が可能です。
(撮影機器をご持参いただくと便利です)

 

 

 
 

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