セミナー:超音波とファインバブル(マイクロバブル)による洗浄技術
~接着・接合・表面処理のための
金属・樹脂部品の表面改質・精密洗浄に役立つ~
超音波とファインバブル(マイクロバブル)による洗浄技術の基礎と
導入・改善・トラブル対策のポイント 【デモ付(撮影OK)】
超音波・ファインバブル洗浄は数々のメリットを有する洗浄方法ですが、
一方で効果を発揮するには様々な要点を抑える必要があります。
本講座では超音波システム研究所の斉木が、
デモンストレーションや具体事例を交えながら
超音波洗浄のノウハウを解説します。
超音波システム研究所は、
下記の通り超音波セミナーを行います。
タイトル
「超音波とファインバブル(マイクロバブル)を利用した洗浄技術」
講師 超音波システム研究所 代表 斉木 和幸
受講対象
化学製品・医薬品、医療機器、自動車、精密機械、電気・電子機器・・
の製造企業の研究開発部門・製造部門・品質保証部門・・
の方の役に立つ説明を行います
日時:2019年4月9日(火)10:00~17:00
主催 株式会社 テックデザイン https://tech-d.jp/
受講料: 1名29,980 円(税込/テキスト付)
会場:会 場: テックデザイン会議室(東京 門前仲町駅)
orリファレンス西新宿(東京 新宿駅)
詳細・申し込み:https://tech-d.jp/chemical/seminar/show/3904
プログラム
Ⅰ.超音波・ファインバブル(マイクロバブル)に関する
基礎知識と発生メカニズム
1.超音波の基礎
2.超音波振動の伝搬現象
3.ファインバブル(マイクロバブル)
Ⅱ.超音波・ファインバブル(マイクロバブル)による
洗浄方法とそのメリット
1.洗浄の基礎
2.物理作用・化学作用・相互作用
3.ファインバブルのメリット
Ⅲ.超音波洗浄装置開発ノウハウ
1.水槽・振動子の設置方法
2.マイクロバブル発生液循環システム
Ⅳ.簡易機器を使用した、デモンストレーション
1.ファインバブル(マイクロバブル)の観察
2.超音波の音圧測定
Ⅴ.洗浄の具体的適用例
1.洗浄効果実績のある超音波洗浄装置の具体例
2.洗浄水槽の設計
3.超音波シャワー洗浄
4.洗浄の問題解決テクニック
Ⅵ.実際の洗浄工程における導入・改善・トラブル対策のポイント
1.トラブルシューティング
2.超音波・洗浄に関する管理方法
<本講座での習得事項>
1.ファインバブルを利用した洗浄液の開発技術
2.ファインバブルを利用した超音波制御技術
3.洗浄物の(数量、材質、洗浄レベル……)
音響特性に合わせた超音波洗浄技術
<講義概要>
機械製品の製造において、洗浄は接着・接合・表面処理などの
後の工程を機能させるために必要不可欠です。
特に精密機器においては、
洗浄の技術レベルが製品の精度に直結するといっても
過言ではない重要性を有しています。
中でも近年急速に普及が進んでいる
超音波・ファインバブル(マイクロバブル)洗浄は、
溶剤・洗剤の使用量が少なく大規模なスペースを必要としない、
一度に多数の製品を洗浄できる、
適用対象次第では水のみで十分な洗浄効果を有するなどといった
メリットを持っています。
しかしながら超音波の特性上、
適切に使用しないと洗浄ムラが発生する、装置の大規模化が難しい
などといったデメリットも有しており、
使用には適切な知識が必要とされます。
また、超音波・ファインバブル(マイクロバブル)による洗浄技術自体も、
進歩の大きい分野です。
洗浄対象(樹脂、鉄鋼、ステンレス、ガラス、セラミックなど)の
表面弾性波によるメガヘルツの超音波伝搬現象を利用することで、
目的に応じた超音波洗浄の最適化が可能となります。
この技術は超音波洗浄のほか、
洗浄液・加工油・めっき液の均一化においても効果を発揮します。
本講座では超音波・ファインバブル(マイクロバブル)洗浄の基礎や
導入・改善・トラブル対策のポイントに加え、
前述の最新の超音波洗浄技術について、
その開発者(斉木)が
デモンストレーションを交えて解説します。
<備考>
実際に超音波洗浄を経験していると理解の助けとなります。
(メガネの超音波洗浄器でも十分です)
デモンストレーションの動画・写真撮影が可能です。
(撮影機器をご持参いただくと便利です)