液循環ポンプによる 「音響流の制御システム」を開発
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超音波システム研究所は、
液循環ポンプを使用した
超音波<実験・研究・開発・・・>に適した
「音響流の制御システム」を開発しました。
この技術は、
対象物や治工具(間接容器・・)の状態(形状・材質・表面・・)による
「音響流」を目的(洗浄、攪拌、反応、改質、・・)に合わせて
制御して利用することを可能にしました。
複数の異なる周波数の「超音波振動子」を利用する場合や
各種材料(がらす、ステンレス、樹脂・・)の組み合わせにより、
高調波による超音波の伝搬状態を
効果的に利用(制御)することが可能になります
従って、(目的に対して)有効な超音波伝搬状態
(パワースペクトルのダイナミック特性(注))が実現します。
注:音響流に対する、超音波システム研究所のオリジナルパラメータです
これは、洗浄・表面改質・化学反応の促進・・・に対して
効果的な伝搬状態を検出・確認出来る、ということで大変有効です
さらに、定在波の制御と組み合わせることにより、
キャビテーションと加速度の効果を
目的に合わせて
幅広い範囲で制御する方法に発展しました。
具体的には、
超音波の各種設定・治工具・・の条件が明確になりました。
オリジナルの超音波伝搬状態の測定・解析技術により、
様々な事例について
表面状態の「音響流による変化・・」による効果を多数確認しています。
■参考:技術の背景
流れとかたち
コンストラクタル法則(constractal law)
Adrian Bejan & J.Peder Zane 紀伊国屋書店 2013年
超音波洗浄機の「流れとかたち・コンストラクタル法則」
http://ultrasonic-labo.com/?p=1779
■参考:動画
(2種類の液循環を採用しています
液循環1:マグネットポンプ 流量:12リットル/min
液循環2:ギアポンプ 流量:600-800cc/min
(1種類の液循環を採用しています
液循環1:マグネットポンプ 流量:10-12リットル/min)
脱気マイクロバブル発生液循環システムとガラス容器・ステンレス容器