超音波システム研究所

超音波の新しい利用に関するブログです

超音波プローブの表面弾性波を利用した、表面改質処理ーー表面残留応力の緩和処理--(超音波システム研究所)

2025-01-25 15:43:41 | 超音波システム研究所2011
超音波プローブの表面弾性波を利用した、表面改質処理ーー表面残留応力の緩和処理--(超音波システム研究所)


超音波システム研究所は、
超音波の伝搬状態に関する、計測・解析・制御技術を、
対象物の表面弾性波の伝搬に関する、音響特性として利用することで、
超音波の非線形伝搬状態を制御可能にしました。
その結果、効率良く、
部品の表面残留応力を緩和する技術を開発しました。

この表面残留応力を緩和する技術により
 金属疲労・・に対する疲れ強さの改善を行うことが可能になりました。
 特に、超音波の伝搬状態を
 対象物のガイド波(表面弾性波・・)を考慮した設定により、
 対象物への効果的な非線形刺激として実現させる
 制御方法・治工具・・・具体的な方法・技術を開発しました。

金属部品、樹脂部品、粉体部材、・・・の各種に対して
 幅広い効果を確認しています。

これは、新しい超音波による表面処理技術であり、
 音響特性による一般的な効果を含め
 新素材の開発、攪拌、分散、洗浄、化学反応実験・・・
 に大きな特徴的な固有の操作技術として、
 利用・発展できると考えています。



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