「ゾーン」とは、人間の能力が最高に発揮される領域のことです。この感性の研ぎ澄まされた世界で、アスリートがちは、背中で他の選手の動きを感じたり、目に見えないボールの軌道を感じ取っています。
「無心」は、ある点において、「無意識」の概念にあたると見て酔い。心理学的にいえば、この心の状態は絶対受動のもので、心が惜しみなく他の「力」に身をゆだねるのである。この点で人は意識に関するかぎり、いわば自動人形になるのである。(鈴木大拙{同前})
・・・・・・以上 一流人たちの感性が教えてくれた「ゾーン」の法則・・至福の時を手に入れる14か条 志岐幸子著 祥伝社 より
中学生のころ卓球部に入っていた。大きな大会のダブルスで優勝候補の人達と試合をした時に、なぜか、飛んでくるボールがスローモーションで見えてポイントを取ったことがある。「これだったらイケる!!勝てるかもしれない」と思ったがその後はスローモーションで見える事は無かった。その瞬間は不思議な一瞬だった。あの一瞬はまるで「時が止まっているようでいて、しかし動いている」という不思議な状態だった。そこには緊張も気負いもなかったような気がする。ある意味、至福の時だったのかもしれない。
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