成田幸子・・・宇宙、自然、私

今そして流れの中で

発達し続ける・・・

2013年08月26日 13時13分26秒 | 感じるままに

 

歳をとっていくに従い

色々な機能が衰退していく事は

一般的に言われる老いのプロセスだと

思っていましたが、意外な解釈が

あるのですね。

 

『心と行動の発達を扱うのは児童心理学や青年心理学で、

おとなになるまでが研究の対象でした。それが

おとな以降も発達し続ける事実が注目されるに及んで、

成人したのち死に至るまでの一生が発達研究の

対象となり、生涯発達心理学といわれるようになったのです。

中略

ただし、おとなの発達は子供の場合のようにみるみる増える、

どんどん巧くなるといったものとは限りません。

それとは質的に違った特徴をもっています。

その一つが、以前していたことをしなくなる、できなくな

ることです。

この消失/衰退という変化は、新しい心の動きや行動の変化

をもたらす積極的な変化です。これはおとな以降の発達に

顕著な特質です。』  

by おとなが育つ条件 -発達心理学から考える   柏木恵子著より

 

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