朝、約束の時間に、カリンを動物病院に迎えにいきました。
病院では、夜中人影が無くなってから、餌を全部食べたと、
助手さんに、笑われました。
車に乗っても、膝の上で、うずくまったまま、鳴きもせず、動きもしない
しかし、後この道を超えれば、我が家が見えるよ‥と、言った場所に来たとたん、
頭を上げて、身を乗り出す様に、窓の外を見て、モゾモゾ
「家が近いって、分かるのかな?」
雨ですし、退院したてですので、できれば、ケージの様な物に
今日、一日位は、隔離しておきたいと、言う私に
ダンちゃんが、工夫してくれましたが、
わずかな隙間を見つけては、 脱 走
荷出し小屋の奥の物置き場から、『にゃ~あぁ』 と、返事が有って
積荷の上から、ひょいひょい飛び降りて、出て来た。
抱き上げて、膝に乗せると、
(なんと、今回の入院で、抱き上げ抱っこ が、出来る様になりました。)
今まで、聞いた事も無い様な声で、大げさに鳴き、不機嫌そうに唸る、
そのくせ、膝の上から降りようともせず、私の腕を枕にして、丸まっている。
『 お母さん、傷が痛いよ~ 痛いんだってば~ 』 とでも、言って、甘えてる様だ。
で、小一時間そうして過ごし、再び前より厳重に、隔離しておいたのだが、
14時頃、再び様子を見に行ったら、やっぱり、脱 走
今度は、どこに居るのやら、さっぱり返事も無い、
ダンちゃんが、
「脱走して歩くぐらいなら、元気なんだから良いじゃないか、」 と、笑う。
30分位してから、再び様子を見に行ったら、出て来た。
『ヴーぅううううう ヴヴううううううっ~! 』
と、唸りながらも、膝の上で、くつろいでいる。
前より、甘えん坊になったかな?‥
しかし、この後、餌を取りに行ってる間に、まぁた、脱 走 ~
その後は、呼んでも、出てこない‥ 隔離も、あきらめて、
餌を、小屋と、いつもの場所と、二か所に分けて、置いておいた。
明日の朝になれば、餌の催促に、出てくるだろう‥たぶん (ちょいと不安‥)
(最低気温1.3℃ 最高気温11.1℃)
今朝も、雲無しですか‥
午前中は、良く晴れて、暖かでした。
カリンを動物病院に連れて行く‥と、姑様の所に、抱いて行くと、
「なんだ? 何所へ連れてってもらうだ? ん? カリン」 と、
カリンの鼻先を突いて、からかう、姑様。
病院で、問診票を書いてる間も、カリンは、膝の上で大人しく、
ビビって、固まってるのか?
医師の診察も、鳴きも騒ぎもしませんでした。(これがホントの猫かぶり?)
お昼からの、カリンの手術の立会に出かけたら、
券雲が、流れてきはじめました。
約一時間で、カリンの手術が終わり、
帰宅した頃、 細く糸を引いた様な、券雲がとても綺麗でした。
西の空から、一面に、拭き出す様に現れた雲‥
先端がカギ状になった、面白い形が
重なり合って、とても綺麗です。
流れと共に、変化していく。
暈 など見られるか? と、思ったのですが‥現れず、
彩 雲 が、少し見られました。
夕方になって、左の幻日 が、薄く見られました。
雲が薄れて、夕焼けは、少し寂しい‥
夕食の時に、ご飯を食べながら、舅様が、
「ふんで、猫の手術代は、どんなけかかったんだ? 」 と、言いいますので、
「‥たかが、野良ネコに、そんなに、金をかけたのかって、言われそうだから
怖くて、とっても言えますえぇん~ 」 と、答えると、
「あったりめえだぁ~ あれは、野良だ!!」 と、
「で? 明日、何時に取りにいくんだ?‥」 との言葉に、
「お父さん、荷物じゃないんだから‥」 と、姑様が、割って入り、大笑しました。
最近、大きな黒い猫が、
『 なあァ~ゴ なあァア~ごォ~ 』 と、
五月蠅く、カリンの周りを、徘徊している。
数百メートル離れた、ご近所の猫らしい‥(?)
黒くて、鼻の周りが白い、胸から腹が白く、
四本足には、白足袋、尻尾の長~い、オシャレな、猫だが、
顔が‥‥( 面食いの、私の好みじゃございません。)
カリンの避妊問題が、現実問題に‥
ネットで検索して、ダンちゃんも、猫を買ってる知人に、電話で聞いて、
私も、猫飼いの夢希さんに費用を問い合わせたり、
地元の友達(飼ってるのは犬だけど‥)に、動物病院を聞いたり、
役場に、助成金の有無を問い合わせたり、(浜松市では、無いそうである。)して、
ダンちゃんの知人は、十数年前の事なので、参考にならず‥
お友達に、聞いた病院が、費用云々より、これからの事も、考えると、
町内の、行きやすい場所に、有ると言う事で、
とりあえず、診察に連れていく事にしました。
朝餌で、釣って、洗濯ネットの中へ~
『なにゃ??』 と、言いっっネットの中で、カリカリをむさぼっている。
車に乗せるために、段ボール箱に入れたら、暴れ出したので、
抱っこして、動物病院までは、ダンちゃんに送ってもらう事にしました。
車が走り出したら、逃げだそうと、ジタバタしましたが、
声をかけて、抱き直したりしている内に、落ち着いて、暴れ無くなりました。
病院に付くと、すぐ、診察していただけて、
診察室の台の上に降ろすと、鳴きも、暴れもせず、
医師に、何をされても、助手さんに、喉をなでて、あやされて、じっとしていた。
手術方法、費用などの、説明を受け、
初診料 ¥1260- メスの避妊 手術一泊 ¥19,950-
麻酔の安全確認血液検査 ¥6,800- ノミダニ駆除(入院するので)¥840-
後‥ ワクチン 初年度2回 必要予定 約¥16,000-
オッドアイの猫の仔には、
目の見えない仔も、生まれる可能性が有る事なども、初めて知りました。
「今日、このままお預かりして、今日、手術できますよ」 と言われ、
迷いが無いと言ったら、嘘ですが、お願する事にしました、
で、思いきって、
「今日、手術するのなら、立ち会わせて、もらえますか? 」 と、聞いてみた。
先生は、驚いたようで、
「通常 お断りしていますが‥興味が有るんですか?」 と、言われた。
「はい」 と、答えると、
「では、良いですよ、」 と、すんなり、手術の立会に O K が、出ました、
私は一旦、家に帰り、昼の食事の支度を済ませて、
再び、動物病院へ、
鎮静剤を射ち、お腹の毛を、バリカンで刈られ、
軽い麻酔の後、チューブを喉に通し、人口呼吸器に繋がれ、
心電図の線を数か所に、セットして、手術開始、
「気分が悪くなったら、おっしゃってください」 と、言われましたが、
興味の方が、先~
私の手術も、こんなのだったかな~てな感じ‥
手術しながら、先生も、
「カリンちゃん、大人しいですね~ ここへ来ても、暴れ無かったし~」
「家では、引っ掻くし、噛みつきます‥」
「猫飼った事が無いそうですが、良く洗濯ネットに入れてこられましたね~」
「お友達に、ネットに入れて連れてくと教わって‥」 と、話ながら、
小一時間で、
「はい、取れました~」
「‥先生、子宮も、取るんですよね?」
「はい、 この両端の丸いのが、卵巣で、V 字 の部分が、猫の子宮なんですよ。」
へええええっ‥
卵巣は、アズキ豆くらいです、V 字の 子宮は、4cm 位の長さ、
「カリンちゃん、外飼いと言うことですので、エリザベス・カラー は、付けません、
回りが見えにくいので、事故の危険が有るからです。
ですから、縫い糸が、外から触れない様に、縫っておきます、
多少、傷口を舐めて、腫れたりしても、まずは、安全第一です。」
との事で、綺麗に、縫ってもらった、傷口(4cm位)です。
「もう、麻酔もきれますからね‥」 と、
痛み止めの注射と、今晩の、餌が食べられない場合を想定しての
栄養剤の点滴、
迷惑な申し出に、応じて頂いたお礼を言って、帰宅しました、
帰宅して、とりあえず、一応、清潔にしておこうと、カリンの寝床の敷物を、洗濯。
何事もなければ、明日の朝には、退院です。