「花の命は短くて、苦しきことのみ多かりき」
作家の林芙美子氏の詩だ。
実は、この詩の額縁が子ども時代の私の寝室に飾られていた。
母はいったい何を思って、この額を私の部屋に掛けていたのだろう?
それほど、深い意味はなかったのかもしれないが…
それでも、私は日に何度となく、この額縁を見つめながら、その言葉を諳んじていた。
花の命は短くて、苦しきことのみ多かりき…
幼心にも、あまり前向きでも、明るいことでもないな…ということは感じられた。
眠れない夜なんか、繰り返し、繰り返し、この言葉を諳んじる。そうすると、余計に眠れなくなる。まるで、呪いの言葉のようだ。
そういえば、、小学校3年生くらいの時、しばらく、不眠症のようになったことがあったなぁ。
眠れなくて、怖くなって、母の布団に潜り込もうとして叱られた。
この文章を書く前に、少し検索したのだか、どうやらこの詩には、続きというか、全文があるらしい。
風も吹くなり
雲も光るなり
生きてゐる幸福(しあはせ)は
波間の鴎(かもめ)のごとく
縹渺(ひょうびょう)とたヾよい
生きてゐる幸福(こうふく)は
あなたも知ってゐる
私もよく知ってゐる
花のいのちはみじかくて
苦しきことのみ多かれど
風も吹くなり
雲も光るなり
ペーストさせて頂いたブログの解説にも記されていましたが「多かりき」ではなく、「多かれど」なら、まだいささか希望が感じられるかと。
私もこの辺りで、「花の命は…」についての私自身の情報をアップデートしようと思う。
生きている幸福は、あなたも知っている。
私もよく知っている。
ときに苦しいことは多くても、
後の日には、風も吹けば、雲も光る。
人生って、それほど、悪いもんでもなさそうだ。
作家の林芙美子氏の詩だ。
実は、この詩の額縁が子ども時代の私の寝室に飾られていた。
母はいったい何を思って、この額を私の部屋に掛けていたのだろう?
それほど、深い意味はなかったのかもしれないが…
それでも、私は日に何度となく、この額縁を見つめながら、その言葉を諳んじていた。
花の命は短くて、苦しきことのみ多かりき…
幼心にも、あまり前向きでも、明るいことでもないな…ということは感じられた。
眠れない夜なんか、繰り返し、繰り返し、この言葉を諳んじる。そうすると、余計に眠れなくなる。まるで、呪いの言葉のようだ。
そういえば、、小学校3年生くらいの時、しばらく、不眠症のようになったことがあったなぁ。
眠れなくて、怖くなって、母の布団に潜り込もうとして叱られた。
この文章を書く前に、少し検索したのだか、どうやらこの詩には、続きというか、全文があるらしい。
風も吹くなり
雲も光るなり
生きてゐる幸福(しあはせ)は
波間の鴎(かもめ)のごとく
縹渺(ひょうびょう)とたヾよい
生きてゐる幸福(こうふく)は
あなたも知ってゐる
私もよく知ってゐる
花のいのちはみじかくて
苦しきことのみ多かれど
風も吹くなり
雲も光るなり
ペーストさせて頂いたブログの解説にも記されていましたが「多かりき」ではなく、「多かれど」なら、まだいささか希望が感じられるかと。
私もこの辺りで、「花の命は…」についての私自身の情報をアップデートしようと思う。
生きている幸福は、あなたも知っている。
私もよく知っている。
ときに苦しいことは多くても、
後の日には、風も吹けば、雲も光る。
人生って、それほど、悪いもんでもなさそうだ。