娘(小2)がフェルトを縫って小物入れを作りました。
パパにも何か作ってと何の気なしに言ったところ、いいよーと二つ返事でOK。
さて、何にしよう。
デジカメのケースが良いかな。
というわけで、特注製作となりました。
僕が注文生産楽器の職人でもあり、当家では、ブランド云々よりも注文生産品の方が格が上となっております。
よく出来たものでも、量産品は所詮は市場リサーチ程度でしか対象を特定していません。
それに対して、注文生産品、特注品は、たとえ技術的に劣っていたとしても、その人のためだけに作るものです。
それらを同じ視点で評価することなど到底出来ません。
まあ、作り手がプロであればまたいろいろとあるわけですけどね。
素人が気持ちだけで作ったものはある意味究極の贅沢品であるのです。
さて、注文した翌日、とんさんの検定試験のために僕は出かけていたのですが、その間に娘はカメラケースを仕上げていたのでした。
仕事速いじゃん!
製品の詳細をみてみましょう。
全体は、キルティングになっている上着の端切れを再利用したもので、フェルトの青い鳥のアップリケがアクセントになっています。
この鳥は、娘の夢に出てきた鳥で、製品には反映されていませんが、羽を広げるとその内側は虹色になっているそうです。
巣に座っているのは、足がうまく出来なかったからだそうです。
ケース内側には、さらに黒のフェルトで内張りが施してあります。
フタには、ストラップを通す穴(これは僕のリクエストで開けてもらったものです)とボタンホールがちゃんとかがってあります。
ボタンホールの方が丁寧にかがってあるのは、強度を考えてのことでしょうか。
クッション性もかなりあるので、少々ぶつけても大丈夫そうです。
家内によると、完成後、仕上がりが気に入った娘は、僕に渡すかどうかで相当悩んだそうです。
「やっぱりパパにあげるのよそうか」
って。
かなり揺れ動いた後、ようやく僕に渡す気になったそうです。
うん、あるよ。そういうこと。
精根込めて作ったものを人に渡すのが惜しいってこと。
良い経験になったね。
ありがとう。大事にするよ。
う~ん、ケースのためのケースが要るかな…。
特注デジカメソフトケース表側
特注デジカメソフトケース裏側
パパにも何か作ってと何の気なしに言ったところ、いいよーと二つ返事でOK。
さて、何にしよう。
デジカメのケースが良いかな。
というわけで、特注製作となりました。
僕が注文生産楽器の職人でもあり、当家では、ブランド云々よりも注文生産品の方が格が上となっております。
よく出来たものでも、量産品は所詮は市場リサーチ程度でしか対象を特定していません。
それに対して、注文生産品、特注品は、たとえ技術的に劣っていたとしても、その人のためだけに作るものです。
それらを同じ視点で評価することなど到底出来ません。
まあ、作り手がプロであればまたいろいろとあるわけですけどね。
素人が気持ちだけで作ったものはある意味究極の贅沢品であるのです。
さて、注文した翌日、とんさんの検定試験のために僕は出かけていたのですが、その間に娘はカメラケースを仕上げていたのでした。
仕事速いじゃん!
製品の詳細をみてみましょう。
全体は、キルティングになっている上着の端切れを再利用したもので、フェルトの青い鳥のアップリケがアクセントになっています。
この鳥は、娘の夢に出てきた鳥で、製品には反映されていませんが、羽を広げるとその内側は虹色になっているそうです。
巣に座っているのは、足がうまく出来なかったからだそうです。
ケース内側には、さらに黒のフェルトで内張りが施してあります。
フタには、ストラップを通す穴(これは僕のリクエストで開けてもらったものです)とボタンホールがちゃんとかがってあります。
ボタンホールの方が丁寧にかがってあるのは、強度を考えてのことでしょうか。
クッション性もかなりあるので、少々ぶつけても大丈夫そうです。
家内によると、完成後、仕上がりが気に入った娘は、僕に渡すかどうかで相当悩んだそうです。
「やっぱりパパにあげるのよそうか」
って。
かなり揺れ動いた後、ようやく僕に渡す気になったそうです。
うん、あるよ。そういうこと。
精根込めて作ったものを人に渡すのが惜しいってこと。
良い経験になったね。
ありがとう。大事にするよ。
う~ん、ケースのためのケースが要るかな…。
特注デジカメソフトケース表側
特注デジカメソフトケース裏側
私も乙女じゃないけど欲しいです~。
そのうち、お嬢さまがお宅の経済をにぎる日も近いでしょう!
私が作るよりはるかに上手です
手作りっていいですよね
このケースは千円だそうです。
小物入れは百円で、腰袋は一万円。
このてきとーな値段付けでわかるとおり、彼女には金銭感覚がありません。
加えて、算数も大の苦手です。
お風呂を出るとき数える三十が実感できる数字の最大かもしれません。
彼女か経済を握るためには、この決定的に足りない部分を克服しなければなりません。
算数の話をするとブーブーです。道のりは遠いです。
今度会ったときに見せますね。
値段を聞いたとき、
「千円は高くない?」
と言うと、娘はすかさず
「手作りですから!」
八ヶ岳には、いろいろなモノつくりの人たちがいて、結構お高かったりもするのですが、この「手作り」というのが決めゼリフです。
娘もその辺は実地で学習しているようです。