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吉倉オルガン工房物語

お山のパイプオルガン職人の物語

来年の目標!みたいな

2009年12月20日 | オルガン
シルクロード美術館でのコンサートの時、学芸員さん達といろいろ話をしました。
オルガンの歴史とその背景、構造のことなどなど。
やっぱりね、積極的に質問してくれる人には説明しやすいです。
知的好奇心あふれる美人、私は弱いっ!

以前からやってみたかったのです、レクチャーコンサート。
僕自身が好きな形式なのですが、楽器現物の解説などのお勉強をしながら演奏も楽
しむというコンサートです。
演者と観客が近い方が双方のやりとりが容易なので、小規模なコンサートの方が充
実するのです。

日本のコンサートホールにも大きなパイプオルガンがだいぶ入っていますが、なか
なか運用は難しいようです。
実際、大きなパイプオルガンを前にすると一般の人はそれを別世界のもの、自分た
ちとは縁遠いものと感じるようです。

どうせ小さい楽器しか作れない弱小製作家ですから、それなりのやり方しか出来ま
せん。
観る人と近い距離で気軽に語り合うようなスタイルでこのマイナーな楽器の一般へ
の認知を広げていくのが良いのでしょう。
仕事仲間も見つかるかも知れないしね。

弱小なりともそこは職人、実際に機能し触れる展示用、実験用サンプルも自作出来
るのは強みです。

というわけで、来年はレクチャーコンサートを開くのを目標とします。
貧乏ヒマなしですけど、何とかやりたいですね。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
あ! (しまりす)
2009-12-21 22:35:59
クリスマスバージョンかな?
素敵!
日記の内容に関係なくてごめんなさい。

コンサートも美術館も
小規模なのが好みに合います。

レクチャーコンサート、いいですね!
返信する
これも出来たら (ひろにゃんof風琴屋)
2009-12-23 22:43:12
しまりすさん、ようこそ!

今は背景はgooの提供しているものから選ぶだけですが、いずれはこれも自分の手書きにしたいですね。

レクチャー用の水オルガン(フランス語ならHydraule)の模型を作ろうと思っているのですが、さて…。
返信する

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