吉倉オルガン工房物語

お山のパイプオルガン職人の物語

自宅に作業場を

2008年02月22日 | 自分のこと
八ヶ岳の家に帰って来ました。
伊那の仕事場は一時休止しようと思います。
この時期、子供の学校をはじめいろいろ行事があるので、自宅に居た方が良いからです。
もう大雪や寒波もないでしょうから、仕事場を空けても大丈夫でしょう。

もちろん仕事は進めないといけないので、自宅脇のテント工房を補強して当面何とかします。
それでも、小型の家具木工レベルの作業能力くらいは確保しなければなりません。

以前、大工さんの作業場の家具木工スペースがとても小さかったのに、合理的に出来ていて、驚かされたことがあります。
しかも、木工担当の方が、とても戦時中に飛行機のプロペラの試作をしていた年代とは思えない若さと頭の柔らかさだったのにはさらに驚かされたものです。

工夫次第でどんな場所でもそれなりに仕事が出来るということを実感してから、特に現場での加工能力が向上し、国内外でその技は発揮されたのです。
そう!器用貧乏ですっ!(とほほ)

それはともかく、やはり家は良いです。
僕のことを別段好きでもないという娘も、またひっついて来ます。
息子の寝床のお友達は、クマとビワコオオナマズに加えてヤマネが仲間入りしました。(写真は後日アップします)

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2 コメント

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Unknown (しまりす)
2008-02-24 22:19:19
常に想像力を働かせ、手を使う仕事に
携わっていると いつまでも若くいられるのかな

横浜のバーニーズニューヨークが竣工し
オープンニングパーティーに上司に連れて行った頂いた時 設計担当者の年齢を聞いて驚いた事があります
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若い年寄り (ひろなん@風琴屋)
2008-02-25 00:23:23
しまりすさん、ようこそ!

あの大工さん達は、とても刺激になりました。
50代の職人さんよりも、70代の職人さんの方がずっと柔軟で発想が豊かなのでした。
これは、仕事環境の影響が大きく、環境が整った中で、同じ仕事を繰り返してきた人よりも、困難な環境で常に創意工夫をして来た人の方が心が若いのでしょう。

僕もそうありたいものですが、もう仕事環境は楽な方が良いです(まだ当分無理ですけど)。
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