吉倉オルガン工房物語

お山のパイプオルガン職人の物語

旅気分1

2008年12月10日 | 地域のこと
ちょっとした旅気分です。
仕事場の近所のこと。

来年は長谷の仕事場を強化するつもりです。
ショールームとして充実させて、ちょっとしたイベントも開けるように出来ると良いですね。

長谷、高遠周辺は歴史的に興味深いところです。
今回は仕事場のすぐ近くを見て来ました。

長谷の奥の大鹿村は、南北朝時代に後醍醐天皇の子の宗良親王が拠点をおいたことは良く知られています。
Wikipedia 宗良親王 

役場の近くの常福寺の宗良親王の跡を見に行きました。


いずれお寺に保管されているという木像や遺物も見てみたいですね。
寺から少し離れたところにも遺跡があります。


岡の上の墓石


近くから


国道152号は、秋葉街道の名を持ちます。書物では、遠州、信州を繋ぐ街道などと書かれている道です。しかし、現在でも林道レベルの道さえ通っていません。青崩峠で行き止まりです。
現代の土木技術をもってしても、道が通せないところです。ここはフォッサマグナ沿いで、崩れやすいのです。
遠州側からも道が来ているので、峠の最後の所を徒歩で行けば越えられるそうです。

宗良親王が行宮(あんぐう)を置いた大鹿村までは舗装道路ですが、途中の峠はよく崩れて年の半分くらいは通行出来ないんじゃないでしょうか。

こんな道を行き来していたのです。70過ぎの老人が。行き来するだけでなく戦もしているのです。すごいです。まるで山岳ゲリラです。
しかも、一流の歌人でもあるという優雅さも持ちあわせているのです。
徐々に濃くなって行く敗北ムード、寝返って敵になる味方…、そのストレスはいかばかりだったでしょうか。
この不屈の闘志には敬服するしかありません。
現代はストレス社会だなんていいますけど、それは現代人のおごりだと思います。
まあ、いつだって人間は自分が一番大変だと思っているものですが。
洋の東西を問わず、過去の人々の生き様のなんと壮絶なことか。

はぁぁぁ~、がんばらなくちゃ…。

大鹿村というのもなかなか興味深いところのようです。
あえて、冬に行ってみるのも一興かと。
えっ、カブでですか?それはちょっと…。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿