吉倉オルガン工房物語

お山のパイプオルガン職人の物語

がんばるゾンビ

2009年07月31日 | 自分のこと
長年使ってきたノートPCがバックライト切れで今度こそ終わりかと思ったのですが…。

修理に出したiMac G5の見積もりを聞いてやる気がなくなりました。
3万円を客が負担して、それ以上は電器屋の負担だと思っていたのですが、電器屋の負担分は総額4万9千円までで、それを超える金額は、客の負担だというのです。
つまり、電器屋は1万9千円しか負担しないということです。
アップルの見積もりからこの店の負担分を引くと約5万円、つまり修理代として僕の支払う分がそれ。
なんじゃそりゃ?それって保証?もうおまいらのチェーンでは買い物はせんっ。 
その時点でのキャンセルならばお金は掛からないということで、修理キャンセルで、わざわざ引き取りに行ってまた持ち帰りです。いずれ、自分で直しましょ。

このiMacはハズレだったなあ。
購入間もなくからトラブルが出て、アップルの一年間無償修理期間中に、ロジック・ボード交換。
その数ヶ月後から調子がおかしくなり、そのバックアップのために退役したこのノートを復活させてしばらくして、起動後アイコンが出なくなり、再インストールするも効果なし。
ハードウェアテストではビデオRAMにエラーという結果が出てお手上げで凍結。
結局、普通に使えた期間は数ヶ月でした。
今回、再起に賭けたのですが、再凍結となりました。
いつかね、お金があってヒマになったら直してあげるよ。

現行OSのPCがなくなってしまった僕は、多少ネットを見ることは出来ても(でも自分のブログでさえちゃんとは見られないのよ)、文字化けしそうで書き込むのは不安だったので出来ず、古いメールソフトも使う気になれず、携帯電話のメールは、旧式の第二世代ということで制限があり…、ああ、最早インターネットの日々はすでに終わりぬ、という気分だったのです。

藁にもすがる思いでネットオークションを見ると、僕のノートと同型機が!しかも千円!
早速入札。誰と争うこともなく落札。出品者の方が素早く送ってくださって、中一日。本体の価格と同じくらいの送料で手許に到着しました。
なんと僕のよりもずっときれいでした。

僕のPCを部品取りにして、こっちを生かした方が、効率的だし、なによりキレイ!
う~~む。
これまで、長年の愛着だのと言ってきた身としては、涙を飲んで当初の予定通り、ボロいやつを生かすことにしました。まあ、いずれは混ざっていくのでしょうが。

モニタ部分だけを移植してテストすると、おお!明るい!
そこも僕のPCよりはるかに程度が良いのです。
そりゃあ、アメリカ、ヨーロッパでガタゴトしてきたのですから、同年式のものよりボロいのも止むを得ないところですけど。

こうして、ゾンビの称号を与えられた我がノートPCはまたも復活してしまったのです。
まだ墓の中で休むことは許されない運命なのです。

いくら部品取りPCの程度が良いといっても所詮は同じ年式、部品の寿命は長くはないでしょう。
データ通信契約抱き合わせ激安ミニノートで良いから新しいのが欲しいっ!
ちゃんとした保証付きでね。

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2 コメント

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Unknown (こうたろー)
2009-07-31 23:09:38
仕事ぶりも物を大切にする姿勢もホント腰抜かしそうです!!

そのスピリッツを見習い、自分も日々の生活に、、、いや~でも中々難しいぞコレ!

日々、良い刺激をいただいてますよ、アニキ♪
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単に… (ひろにゃんof風琴屋)
2009-08-01 11:23:23
こうたろーさん、ようこそ!

だ・か・ら、アニキじゃないってば!

物を大事にするというよりは、単に貧乏なだけです。

物の購入には慎重なつもりなのですが、それでも日々身の回りには不要物が溜まっていきます。
何ででしょう?

ただ捨てるのももったないし、保管はまた場所を取るし、困ったものです。

解決策がひねり出されるためには、もっと困らなければならないような気もします。

やれやれです。
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