吉倉オルガン工房物語

お山のパイプオルガン職人の物語

風邪ひきそう…

2008年01月19日 | 自分のこと
背中が変にぞくぞくして、足のあたりにも寒気を感じます。
ヤバい。風邪になりそうです。

今晩は暖かくして早く寝ることにしましょう。
ちょっと、お酒を飲んでね。日本酒の燗酒かスパイス入りホットワインが良いです、今回は日本酒。
大事なのはアルコールではなく、それ以外のアミノ酸などの成分なので、蒸留酒は良くないです。

古来より、さまざまな事柄が風邪に喩えられています。
これは、身近でありふれた病気や、一過性の障害の喩えということでしょうが、改めて考えてみると深いです。

風邪と呼ばれる病気のほとんどはウイルス疾患で、これには薬は効きません。
ウイルスの世界はまだまだフロンティアで、ほんのごく一部の限られたものにしか薬は対応できていません。
生体の免疫反応を利用した、感染の予防や発症の遅延くらいです。
現在ではCMでも「風邪に効く」といか「直す」という言葉はご法度で、「風邪の諸症状の緩和」としか謳ってはいけないことになっています。

風邪は医学的には不治の病なのです。
薬は苦痛を和らげ、体力、気力を温存し、睡眠を促し栄養を補給して、生体の自然治癒力を助けることしか出来ないのです。

つまり、風邪とは、諸症状を一時的に薬で抑えることは出来るが、治療出来ない、自身の免疫力でしか直すことが出来ない病気ということです。

クリミア戦争で、ナイチンゲールは非常な看護の効果を上げましたが、彼女の手法は、清潔に快適にということの徹底であったといいます。
これが、「細菌説」に基く治療の効果を大幅に上回ったわけです。
もっとも、当時の細菌の研究はまだ未熟だったので、その辺は考慮しておかないといけませんが。

まあ、結局男共には、薬よりも快適な環境とおねいさん達が有効だったわけです。
男って、男って…、判るだけになんか悲しい…。

よって今、僕の出来るベストの行動は、食事はもうちゃんと摂ったし、あとは快適な環境で、早く寝ておねいさんの夢を見ることなのですが、夢は不確定要素なのでどうなることやら。
見たい夢を見る方法というのはあるそうですが、それには相応の準備と訓練が必要です。

初夢らしい夢は、洪水かなにかのところをジープで走り回って、最後には車が沈没してしまう夢でした。目がさめて、トイレに間に合ったのは幸いでした。水の夢は危険です。
それなりに楽しかった気もするのですが、あんまり良い夢じゃないですよね…、やっぱり。

見たい夢を見る努力ってする気がしないのですよね、空しくって。
所詮、夢でしょ。
夢の中で、大金を手にしたことがありますが、目がさめて手元に何も無かったときの落胆ときたら…。

まあいいや。寝よっ。

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2 コメント

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Unknown (しまりす)
2008-01-20 05:17:07
こちらも、インフルエンザが流行っています
友人たちは、ほぼ皆全滅です
ウイルスが蔓延しているようなので
気をつけないと...

風邪で寝込むと厄介です
和食が食べたーい
日本に帰りたーいと
困ったちゃんになるからです

遅くまで仕事しているようですが、大丈夫ですか?
やさしく看病してもらうと
免疫力が上がるといいますものね
ゆっくり休んでください お大事に

あっ
おねいさんの夢 
見れるといいですね
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へびでした… (ひろなん@風琴屋)
2008-01-20 08:52:05
しまりすさん、ようこそ!

僕が体調は崩すのは、たいてい家から離れている時です。
今回も作業場に単身赴任中です。

夜中に何度も目がさめてその度に夢を見ていた気がするのですが、あおくんが出てきた夢しか憶えていません。はぁ。

まあ、なんとか持ちこたえられそうです。
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