大事にして来たヘビを死なせてしまいました。
みーちゃんとけんさん。
水槽の土を入れ替えて、そのまましばらく外に置いたままにしていたのでした。
ちょっと離れている間に、直射日光が水槽に当たって温度が上がってしまったのです。
ご免!ヘビ達。
思い返せば去年の8月、捕獲したマムシを同じミスで死なせてしまっていたのでした。
みーちゃんを拾ったのは2006年の10月だったので、もうずいぶん長くうちに居たんですね。
最近は、僕の手のひらの上でえさを食べるくらいに慣れていたのです。
洗面所でコップに水を入れてそこに近づけてやると、僕の指にしっかり絡みついて首を伸ばして水を飲んだり……。
後悔というものはしないようにしているのですが、大事な命を死なせてしまったことは悔しいです。
よく、冥福を祈るといいますが、僕は基本的にこの言葉は使わないことにしているのです。
もちろん、実際の場では、亡くなった方の周囲の人の気持ちが最優先ですから、別にこんなことは言いません。
冥界(冥土)での幸福ということなのでしょうが、僕たちは死生観を定義しないまま何となく使っているのではないでしょうか。
死んだらどうなるのか、消滅するのか、海の彼方山の上に行くのか、別の生き物に転生するのか、その時の記憶を持ち魂が別の世界に行くのか、最後の審判の日まで眠り続けるのか……。
わかりません。
わからないのに、安易に冥福とは言えません。
今の自分でない記憶のかけらを持つ身としては、その日まで眠り続けるとも思えません。
どうなるのかはわからないけれど、とにかく今生よりも幸せであって欲しいと祈るしかありません。
誰にどうやって祈るのかも定義されていません。
ただただ強く、思い願うことしか出来ません。
悔しいですが、他に何も出来ないのです。
みーちゃんとけんさん。
水槽の土を入れ替えて、そのまましばらく外に置いたままにしていたのでした。
ちょっと離れている間に、直射日光が水槽に当たって温度が上がってしまったのです。
ご免!ヘビ達。
思い返せば去年の8月、捕獲したマムシを同じミスで死なせてしまっていたのでした。
みーちゃんを拾ったのは2006年の10月だったので、もうずいぶん長くうちに居たんですね。
最近は、僕の手のひらの上でえさを食べるくらいに慣れていたのです。
洗面所でコップに水を入れてそこに近づけてやると、僕の指にしっかり絡みついて首を伸ばして水を飲んだり……。
後悔というものはしないようにしているのですが、大事な命を死なせてしまったことは悔しいです。
よく、冥福を祈るといいますが、僕は基本的にこの言葉は使わないことにしているのです。
もちろん、実際の場では、亡くなった方の周囲の人の気持ちが最優先ですから、別にこんなことは言いません。
冥界(冥土)での幸福ということなのでしょうが、僕たちは死生観を定義しないまま何となく使っているのではないでしょうか。
死んだらどうなるのか、消滅するのか、海の彼方山の上に行くのか、別の生き物に転生するのか、その時の記憶を持ち魂が別の世界に行くのか、最後の審判の日まで眠り続けるのか……。
わかりません。
わからないのに、安易に冥福とは言えません。
今の自分でない記憶のかけらを持つ身としては、その日まで眠り続けるとも思えません。
どうなるのかはわからないけれど、とにかく今生よりも幸せであって欲しいと祈るしかありません。
誰にどうやって祈るのかも定義されていません。
ただただ強く、思い願うことしか出来ません。
悔しいですが、他に何も出来ないのです。
あんなに可愛がっていたのに。ちょっと離れた隙に温度ってそんなに上がるものなんでしょうか?
とにかく残念ですね。
あのメビウスみたいなみーちゃんの抜け殻大事にしてあげてください。
以前、ハムスターを死なせてしまったことを、思い出して、ちょっと辛い気持ちです。泣きたくなります。
うちの植物でも、枯れてしまうと悲しくなります。
一生懸命に生きていたのにな~。
去年の晩秋に、敷島から一緒に来たベンジャミン君を霜で枯らしてしまったのは、堪えました。
御父上の葬儀、お疲れ様でした。
気持ちを治めるために、儀式というのは有効ですね。たとえその本来の意味が失われていたとしても。
当家の呪術的主である家内の指示により、みーちゃんは布で包んで土の上に安置し、けんさんはやはり布で包んで埋めました。
ヒイラギ(たまちゃん)の周りはすっかり霊場と化しました。
ザリガニも全滅しました。
生き残っているのは、最初に拾ったイモちゃんだけとなりました。
今度は娘がコクワガタをつがいで飼いはじめました。
息子は食虫植物に熱中しています、ハエトリソウ、モウセンゴケ、ウツボカズラ…。
行く者があれば来る者もいます。
そんなわけで、けんさんをそちらに連れて行くことは出来なくなりました。
ザリガニは子供達が管理していたので、その死には彼らなりに責任や意味を感じられたでしょう、こどもが自らの責任で小動物を死なせる、或いは殺すというのは有益なことだと僕は思っています。
ただ、パパがやっちゃダメですね。
全く無念です。
こんなときには「寄生獣」という漫画の最後のところを思い出します。
偶然共生関係になってしまった青年と、本来、人間を食べるはずの寄生生物の物語です。
凄惨な場面の多い作品なので注意ですけど。
__
ある日道で……道で出会って知り合いになった生き物がふと見ると死んでいた。そんなときなんで悲しくなるのだろう。
そりゃ人間がそれだけヒマな動物だからさ。
だがな それこそが人間の 最大の取り柄なんだ。
心に余裕がある生物 なんとすばらしい!!
__
自分達の生存に関係のない生物の生き死にに心を動かされるのが人間なんですよね。