愛用の道具の復活!
復活というからには死んでいたのか?
そうです。壊れていました。
まずは3つある五徳(3本腕なのに五徳とはこれ如何に)のうちひとつの溶接が剥がれてしまったのです。
それは直したのですが、続いて肝心かなめのバーナーヘッドが壊れてしまったのです。
そこは最も過酷な環境にあるので、いずれは壊れるだろうと思ってはいたのですが。
覚悟はあったとは言え、意外なほどに心のダメージが大きかったので何とかすることにしたのです。
バーナーヘッド部分を交換すれば済む話なのですが、すでに生産メーカーが無くなって久しく、しかもあまり売れていなかったようで、ジャンクを探すのも難しかったのです。
このマナスル300というのは、前にも書きましたが米軍のクッキングストーブM1950、その民間型のコールマン536、538(568の方が近い)のコピーです。
そうです。コピー元を部品取りにしようという算段です。
M1950はその名の通り1950頃から80年代末期まで作られていたそうで、流通数は非常に多く、しかも新品部品も手に入るらしい。
ただし。
予測される問題があって二の足を踏んでいたのです。
それは「ネジ」。
オリジナルは間違いなくインチ規格で、国産コピーはメートル規格です。
つまり、ネジで結合する部分はまずそのまま使えないと予測できたのです。
だが我に策あり。
そして遂に決行と相成ったのでした。
続く
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