吉倉オルガン工房物語

お山のパイプオルガン職人の物語

子供たちとの微妙な関係

2010年05月17日 | 家族
日曜日に急用でまた一時帰宅しました。

力仕事だったので、息子とんさんにも出陣願いました。
コイツ最近ダルそうで態度がダラダラしているのが気に入らないのですが、まあ、話をする機会は作らないとね。
そういえば、家内がとんさんのズボンを直すと言ってたのです。
4月に長めで丈を決めたのがすでに短くなっているらしい。
わずかひと月程でそんなに育ったのか?安いズボンが縮んだのか?
それだけ成長してたらエネルギーも相当消耗しているだろうからダルいのも仕方がないところか。

ガタイは大きくなって来たけど、まだまだ腰が据わってないな。
でも助かった。ひとりよりは遥かに効率が良いですから。
コイツが自分から話し出すには結構な準備時間が必要なようです。
この頃僕に対してちょっと敬遠気味だしね。
まあ、中学生男子にとって父親がウザい存在なのは仕方ないところです。

家に帰って来たら、家内と娘が笑みを満面に浮かべながらのお出迎えでした。

はぁぁぁ…、良くない予感…。

またすぐに仕事場に戻る僕に、冷蔵庫の在庫品を発泡スチロールのコンテナに詰めていたのです。
「パパ! 古いシシャモや鮭もあるよ!」
どうしてそんなにうれしそうなの?りーちゃん。
僕がこの前、古い鮭の切り身にやられたのを知っているのに。
「今度の鮭はピンクだよ」
ママまで。そう、良かった。茶色じゃないんだね。

どうして娘は僕がコケたり失敗したりすると喜ぶんだろう?
そのくせ僕の帰りが遅くなったときなんかは一番心配するそうです。

いったい何故!
オマエを倒すのはオレだ!とか思っているのか?

それにしてもママも何で一緒になって楽しそうだったんだ。
りーちゃんがあまりにも目をキラキラさせて楽しそうだったからつい…、だって?
女ふたりが冷蔵庫からいろいろ引っ張り出すのはとても楽しかったそうです。
「これなんかパパにいいんじゃない?」
「それはさすがにマズいでしょ」
「じゃ、これは?お腹痛くなるかな?」
「入れといたら」
「ふふふっ」
ああ!恐ろしくも楽しいガールズトークだねっ。

息子との微妙な、娘との奇妙な関係はまだ続くのね…。

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6 コメント

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笑顔の陰に (北の駅長さん)
2010-05-18 16:11:43
賞味期限が迫り緊急帰宅と相なったのですね。悪くなる前にお腹の丈夫なパパに食べてもらって、冷蔵庫をからにしてから、新しい食品を詰め込もうということらしい。大好きな食べ物を買えるという嬉しさがにじみ出ている。ふふふって私も経験済みです。まづはお腹をお大事にね。
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Unknown (しまりす)
2010-05-18 16:23:50
ひろにゃんさんは、人気者パパだと
私は思います。

ちょっと怪しいものをパパに
毒味していただくのは、私も経験済みです。
パパのお腹って丈夫そうなんだもの。
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Unknown (1列半の鈴木)
2010-05-18 21:18:21
ひろにゃんさま、賞味期限こしたものを食べて「危ないなあ・・・」と思ったときは、すかさず納豆を食べて、納豆菌でおなかを守るとよろしいと、納豆教の教祖の小泉武夫先生が著書の「納豆の快楽」に書いておられましたよ。私も危ないときは、即納豆です。
 ところで北の駅長さんのBBSにも書きましたが、山形天童のオルゴール博物館が6月13日に閉館するそうです。
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うちの冷蔵庫 (ひろにゃんof風琴屋)
2010-05-19 23:29:02
北の駅長さん、ようこそ!

うちの冷蔵庫に子供向けのものはありません。
ほぼすべて素材類です。
それと、家内の体調が悪い時や僕の仕事場用として冷凍食品が少しと肉と魚が少々、これらは平時はほとんど使わないので、賞味期限切れになるのです。

娘との微妙な関係はもう10年のキャリアですが、息子の方がこの先難しいかもしれません。
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試されている感じ (ひろにゃんof風琴屋)
2010-05-19 23:50:21
しまりすさん、ようこそ!

時々、娘は僕を試しているんじゃないかと感じることがあります。

僕に強くあって欲しいらしいけれども、傷ついても欲しいような。

やだなあ、めんどくさいオンナは苦手なのに。
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発酵食品マニア (ひろにゃんof風琴屋)
2010-05-20 00:02:18
1列半の鈴木さん、ようこそ!

父が小泉先生の知り合いで、当初日本酒の会ということだったのですが、センセは納豆、さらにはよりクサい発酵食品への道へ行かれました。

平時の僕の食事の3分の2は納豆ご飯です。
納豆も自作したいところなのですが、パンや味噌、甘酒などに納豆菌が感染する恐れがあるため、見送っております。

天童のオルゴール博物館はまだ見ていないのです。残念です。
自動演奏楽器に人生を左右されたこともある身なので、他人事とは思えません。
見に行く機会があると良いなあ!
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