吉倉オルガン工房物語

お山のパイプオルガン職人の物語

リハビリ開始

2009年09月09日 | 自分のこと
久しぶりに伊那の仕事場に来ました。

やはり自宅と仕事場が離れているのは問題です。特に体調が悪いときには。
自宅脇のテント工房を整備して、伊那の仕事場と使い分けようかな。

台所の換気扇フードのアシナガバチの巣が落ちていました。
落ちた巣にはすでに生命の痕跡が全くありません。
どうしたんだろう?元気が無かったようだけど…。オオスズメバチに襲われたのかな?

季節はすっかり秋になっていて、10日程度なのにもう随分長い時間が過ぎたような気がします。

アカシアのトゲのダメージは靭帯にまで達していたようで、坂や階段を下りる時に痛みます。
朝、散歩してみました。

…は、はは…。何じゃこりゃ。

よたよたです。自分の身体ではないようです。
ちょっと坂を上がり下りしただけで、息があがって足はガクガクです。
多分、アカシアにやられる前からだいぶ体力は落ちていたのでしょう。
かなり深刻な状態です。

…リハビリですね。

また鍛えていきましょう。ゆっくりとね。
歳のこともあるので、なかなか成果が出ないのは予想できますが、あせりは禁物です。

僕は子供の頃病気がちだったので、自分を観察して調整することには慣れているのです。
元気で体力バリバリ(ついでにネアカ)をうらやましいと感じつつ、そうではない自分を調整でそれなりのレベルまで持っていくという手法を自覚したのは、小学校前です。
つまり、自分自身の観察と調整のキャリアは40年に及ぶわけです。

ポイントは妥協です!

妥協というのは悪いニュアンスで使われることが多い言葉ですが、妥協しないというのは言い換えれば理想が低いとも言えます。
理想には決して及ばない現実を、まずは受け入れなければなりません。
これが妥協です。
そこからまた次のステップへ、諦めないで少しずつでも進むのです。

まあ、こんなことでもなければ多忙を言い訳に自分の身体の調整なぞ先送りにしていたと思われるので、この事態の原因となったアカシアには感謝すべきかも知れませんね。

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