吉倉オルガン工房物語

お山のパイプオルガン職人の物語

悲しき者の明るい力

2010年12月09日 | 家族
先日、子供達が体験して来ました。

近所のスーパーや商店にはよく掲示板があって、お店の宣伝、たずね犬、イベント告知など様々な
チラシが掲げてあります。
ユニークな習い事の募集も多いです。趣味人が多い八ヶ岳の面白いところです。

その中で、ふと目についた「カポエイラ」教室に家内が関心を持って子供達に教えてやったところ、
体験してみるということになったのです。
ちょっと意外。
どうせめんどくさいとでも言うと思った。

初回を終えて帰って来た子供達、特に娘は大喜びでした。
息子もとても楽しかったそう。
ついでに見ていた家内も楽しめたそう。
というわけで、2回目は僕が連れていくことになりました。
夜8時から10時、場所は家から5キロあまり、子供達だけで行かせるわけにはいきません。

カポエイラというのは、僕は昔、アニメ版「空手バカ一代」で見たような……くらいの知識しかありません。
Wikipediaカポエイラ
虐げられた人々が踊りに擬態して格闘術の鍛練をしたのですね。
逆境の中で武器もなく、それでも戦うことを諦めなかった人々……しかしそこに底抜けに明るい音楽が
あったというところはやはり根の明るい民族性か?
空手なんかも良いと思うのですが、どうもストイックなイメージがあってね。
この暗い運命に明るく立ち向かう姿勢は魅力的だなあ。悲しき者の明るい力。
この辺は学びたいものです。暗い根っこの人間としては。

さて、参加者は皆大人で、子供はうちの子達だけです。
特にりーちゃん! 面白すぎ!
本人は大まじめなだけにその妙な動きが微笑ましいのです。
でも小さな身体で大人と同じ距離を走り動き回るので運動量はかなりのものです。
ただ、柔軟性は優れているので妙にワザの形が良かったりしてね。
たしかに一見の価値はあります。動画を撮っておくべきだったぁー。

太鼓のリズムがオレの心を揺さぶるゼ。ビリンバウも良いゼ。
体が勝手に……ぴしっ☆ 痛めた右足の筋がまだ治っていないのでした。

あっという間の2時間でした。いや、面白かった。特にりーちゃんが。
子供達も大いに乗り気だったのですが、残念ながら先生が引っ越すので今回で終了なのです。

また何か面白い講座があったら参加してみようね。

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