吉倉オルガン工房物語

お山のパイプオルガン職人の物語

大久保通り

2007年09月13日 | 自分のこと
オルガンの修復が音の仕事に入り、主な作業時間は夜間にシフトしているわけですが、今日は昼間(実はもう昨日なんですけどね)、資材調達と気分転換を兼ねて千葉の巨大ホームセンターへ行ってきました。

ついでに、ちょっと寄り道をしました。
千葉は津田沼のとなり、京成大久保です。そこは僕が3年間通った高校のある場所です。
東邦大学付属東邦高校というところで、中高一貫なのですが、当時2クラスだけ高校からの入学枠があり、僕は柏の公立中学からそこへ行ったのです。
とても自由で、言い換えれば「ヌルイ」環境だったのですが、学校に泊まる施設もあり、また結構勝手に部室などに泊まることも出来て、ロックアウトなどという学生運動時代の名残のあった大学よりもむしろ思い出が多いのです。
オタク時代1
オタク時代2
オタク時代3

以前訪れてからすでに10数年以上経っています。時の流れのなんと早いこと!
車をとめたコインパーキングは以前警察署だったところ、その向かいの郵便局もすでに閉鎖。
日大生産工学部の正門から真っ直ぐ駅までが、大久保通り商店街。
店ももうだいぶ変わってしまっていますが、意外な店が残っていて驚きました。
今川焼き屋さんとその脇のゲームセンター「モナコ」とか。
昔っからしょぼかったけど、今でもしょぼいまま生き残っているからすごい!

駅は自動改札にはなっていたものの、ほとんど昔のままでした。
そこから再び大久保通りを日大方向へ戻りました。
昼時だというのに、僕の後輩である高校生がやって来ました。
昔の自分の姿が重なります。

学校の性格上、医者や歯医者の家の子が多く、育ちも気立ても良くて、おっとりしていて、綺麗な女の子も多いというとても良い環境で、それは快適な場所だったのですが、どこか自分の居場所ではないという違和感も感じていたものです。
そのせいか、それとも単に若かったからか、何人もの人を傷つけてしまった。
若者が傷つけるのは、たいてい身近で、好意的な人たちばかりです。
ごめんよ、皆幸せだと良いのだけれど。

たまには昔に触れるのも良いものですね。さて、がんばろう!

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