吉倉オルガン工房物語

お山のパイプオルガン職人の物語

薪ストーブ追加

2008年02月13日 | 自分のこと
この冬は寒いです。

今まで、薪ストーブ一台で暖房をまかなえたのですが、さすがに限界を感じました。
そこで、仕事場で導入して成功だった「時計型板金製薪ストーブ」を家にも設置することになりました。
2月10日、作戦決行となりました。

ここで注意しておきますが、これはあくまで個人的な実験であって、他人に勧めるものではありません。
同様のことをして、事故、火災が起きても当方は関知いたしません。

床に石膏ボードを敷いて、ブロックを置いて台にします。
ストーブ本体は、最初に使ったものを仕事場から持って来ました。
このストーブは、使い始めてしばらくの間は、外装の塗料や油などが燃えて煙が出るので、多少使い込んだ物の方が良いです。

この工法のポイントはサッシの窓を利用して煙突を出すことで、壁に穴を開けずに済むこと、煙突が屋外に出る部分の冷却性と視認性(壁の中だと熱害の状態が見えない))に優れていることでしょうか。
建物本体には小ねじ4本を打つだけなのも借家住まいにはメリットですね。

今回は2階に設置してみることにしました。以前からある薪ストーブの上になります。

色々準備があったので、作業開始が夕方になってしまいました。
室内作業
ストーブの位置、煙突の通りを決めます。
屋外作業
このときにはもう日が暮れてしまいました。
屋根に上って作業しようかと思ったのですが、幸い、隣の大家さんの家の外階段から手が届きました。
下から見たとこ
僕の立っている足のところで、地上4.8メートルです。
滑りそうですが、大丈夫です。靴が凍って張り付くからです。むしろ、足の引っかかりに注意です。
落ちたらちょっとキツいです。
太い煙突は1階のストーブのもの。

無事に設置完了、点火です。
点火

ああぁぁぁぁぁ、あったかい~。

鋳鉄製高級薪ストーブと違って、この板金ストーブはすぐに暖かくなります。
同一条件下で比較したわけではないので、あまりはっきりとは言えないのですが、高級品と比べて暖房効率、燃費の性能差は、大して感じません。
寿命は間違いなく短いですけど、価格差が場合によっては100倍以上ありますから。

この日はとにかく歯が痛くて堪らなかったのですが、なんとかこなせました。
僕が仕事場に篭って家に居ない間、家族が少しでも快適に過ごせるようにしないとですから。
薪を1階から吊り上げるようにするつもりですが、それはまた。
当分は子供たちにがんばってもらいましょう。

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2 コメント

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Unknown (しまりす)
2008-02-14 23:00:22
今年はどちらかというと暖冬なので
暖炉に火をつけたのは2度だけ
とはいっても うちの暖炉は玄関にあるので
部屋を暖めるというより 雰囲気を楽しむもの

家族が心地よく過ごせるように...
やさしいパパですね!
返信する
暖かければ (ひろなん@風琴屋)
2008-02-15 21:38:48
しまりすさん、ようこそ!

そちらは暖冬ですか。
こちらの最近の最低気温はマイナス15℃を下回るほどで、さすがにストーブ1台では寒いです。
煙突を付ける作業中も、手が金属に凍り付いてやりにくいほどでした。

子供のアレルギーや家内の喘息に良くないので、よくある灯油ストーブは使えません。
排気を外に出す薪ストーブの方が室内の空気がずっと良いのです。

家の中が暖かければ、それだけでかなり幸せです。
ふところが暖かければもっと良いのですが!
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