吉倉オルガン工房物語

お山のパイプオルガン職人の物語

さっさとやろうぜ

2012年01月26日 | 
軽トラの調子が悪かったのです。

セルモーターがちゃんと効かなくて始動困難になることがあったのです。幸
い、数回のトライでかかることがほとんどでしたが。
ほとんどってことは何度かは押しがけをしているということです。

それとエンジンのフケが悪く、加速時に息つきをすることや、低速時のトルク
不足が目立つようになっていたのです。
これは原因はわかっていて、点火プラグの劣化です。

さすがに放置もいかんだろうということで整備!
数ヶ月も不調を気にしつつ放置していたのは、単に面倒だったから。
そりゃあ貧乏ヒマなしなのはあるけどさ。このぐらいさっさとやれよ。
機械モノの修理は仕事でもやるのですが、自分のこととなるとつい面倒になっ
て先送りにしてしまうのよねー。もちろんキライじゃないんだけど。
むしろ好きなんだけど。

イカン!これじゃいかん。で、さっそく作業。

セルモーターと点火プラグを外して……、いやあすっごく外しやすい、まずは
セルを。
ピニオンギアを押し出すソレノイドの動きが非常にシブい。古くなったグリス
がベトベトになってるのでした。きれいに拭き取って新しいグリスを塗って組
み立て取り付け。
点火プラグは思ったとおりかなり減っていました。
以前だったらここで交換してたけどね。もったいないですから。電極をヤスリ
で削って形を整えて再使用です。中心電極が碍子とツライチになるまでは使う
ぜ。

作業終了まで1時間も掛からなかったのでした。
試運転の具合は上々、明らかに良くなっていました。

ほんとさあ、大したことじゃないんだからさっさとやろうよ。
なんかねえ、自分のことって疎かになりがちなのです。
車も含めて道具は大事な仲間のようなものなのにね。
心を入れ替えて早めの整備とお手入れ励行!
出張で傷んだ電動工具も、待ってるぜ。

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