吉倉オルガン工房物語

お山のパイプオルガン職人の物語

あおくん逃亡!

2007年07月15日 | 自分のこと
仕事の話を書こうと思っている今日この頃なのですが、ヘビ共が…。

新入りのアオダイショウの仔は、予想にたがわず「あおくん」に落ち着きました。
で、早速やってくれました、逃亡です。

ペットボトルに入ってうちに来たあおくんを仮に移したのは、以前みーちゃんが逃亡した前歴を持つ、水棲動物用の水槽でした、こちらを参照。

みーちゃん逃亡!

現在みーちゃんは、よりしっかりしたフタの水槽におります。

そりゃあ、前歴のあるいわくつきの水槽ですから、相応の対策を施しましたし、すでに代わりの水槽も買ってあったのです。
しかし、この一両日、僕は東京へ夜討ち朝駆けで、家内と子供達も、僕のバックアップのために、長谷の仕事場へ来ていたのです。

今朝、自宅へ立ち寄る用のあった僕は、家内からあおくんの水槽の交換を頼まれていたのですが、そこでヤツの逃亡が発覚したのです。
水槽のフタの開口部には重しが載せてあったのですが、それは見事に押しのけられていました。
さすがにみーちゃんとは体格、パワーが段違いです。
などと感心している場合ではありません。

視界を広角にして、ばたばたと音を立てて捜しては、ピタッと止まり、耳をすませます。
つまり、追い出しながら捜すのです。
でもねえ、相手は子供とはいえ、大人のヤマカガシに近い大きさの、機動力を誇るヘビです。
はっきり言って、悲観的です。
隠れる場所はいくらでもあります。ヤツなら2階へも上がれるでしょう。
衣類の中も気持ち良さそうです。
逃亡後、十分な時間が経過していると思われ、手がかりもなし、お手上げです。
あとはニュータイプの勘だけです。

家内が、捜索のために仕事場からの帰宅(70数キロの車移動)を決意した時…、

やったのですよ!

薪ストーブの裏に、5~6本、薪が置いてあったのです、すでに捜索した場所なのですが、なぜかまた、そこが呼ぶのです。
こういう時は、面倒がらずに勘働きに従うべきです。
薪を1本、2本と除けると、ああ、まだらのかたまりが!

エ゛イドリア゛-ン! ♪タララーラー リーラリーラリララー…

その腕!歴史に残るよ! ♪パッパー パーヤッパー パララララーヤッパッパー…

今、気付いたのですが喜びの場面って難しいです、音楽主体が多くてブログには向いてませんね。

未だ人間に敵意を持っていないあおくんを両手でやさしく包むように確保すると、まず家内に報告の電話。
それから、新しく買った、パッチン錠式のフタの水槽にあおくんを移して完了。仕事場に向かったのでした。

いやあ、良かった、本当に良かった。

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2 コメント

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Unknown (ひぐちあきお)
2007-07-16 08:45:06
「その歴史をお前が読むか。オレが眠る墓の下で」

あおくん確保、良かったですね。
ひろなんさんは勘がいいから、ヘビくんも逃げ切れません。見事なへび使いになってください。
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実行部隊と黒幕 (ひろなん@風琴屋)
2007-07-16 21:32:23
ひぐちさん、ようこそ!

明日は学校があるので、家内と子供達は、作業場から家へ帰りました。
オタマジャクシとニホントカゲを持って!

あおくんは家内が大家さんからもらったものですし、今日、ニホントカゲの子供を捕まえたのも家内の要請です。
僕が不在の時、マムシも見つけたそうですが、手を出さないでくれて良かった、もし、その場に僕がいれば捕獲することになったでしょうが。

僕は、別段、やつらを飼いたいわけではないのです、本能的に捕まえはしますが。
やつらを家に連れて帰りたがるのは家内です。
かくして、家には水槽が増えていくのです。
もう、かんべんしてくれ~。
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