吉倉オルガン工房物語

お山のパイプオルガン職人の物語

恒例行事

2012年12月29日 | オルガン

毎年の年末の恒例行事でした。

八ヶ岳リードオルガン美術館合唱団と南アルプス桃源交響楽団有志による「メサイア」@清里萌木
の村ホールオブホールズです。
鍵盤楽器にはリードオルガンを使っています。
ここ2年はハルモニウムです。

去年は音量を上げるために、上蓋を外して、臨時譜面台を急遽付けて対応しました。
今年は大型の角度調整機能付の譜面台を作ってみました。
オルガン譜は幅広なものが多く、しかも複数の譜面を台に載せて使用するので、譜面台の幅は広
い方が使い勝手が良いのです。 
まあ今回のも急作りの試作品なので、詳細はまた。
 

今回、オルガン運搬人足として、娘りーちゃんを連れて行きました。
小型軽量のハルモニウムなのでひとりでも運べるんだけどね。
たまにはパパの外での姿を見せておくのも良いかなってことで。

一緒に萌木の村のレストラン「ロック」でお食事したりね。
僕はカレーの大盛りで、りーは厚切りトースト
これが厚切りトーストだッ!厚さ約8センチ。
 

さすがに食べきれないようだったので少し手伝ったけどね。

ゲネプロ中にはまた一緒にお茶してしまったり。
コンサートサービスってのはヒマなようでどこかで楽器を気にしていなきゃならないってのが伝わっ
たかな?いや、伝わってないな。 
ポジティフオルガン(小型のパイプオルガン)と違って、リードオルガン系はその場での調整は必要
ないというか出来ない。事前の調整がほぼすべてなのです。
ストップ無し(エクスプレッションのみ)1列ながら大音量を誇るこのオルガン(フランスはアレクサン
ドル社製ハルモニウムただし内部の大半は風琴屋による新作)の信頼性はバツグンなのだッ。 
だから当日はヒマ。あとは現場のお手伝い。

そしてコンサートは無事終わり
 

一緒にオルガンを搬出、八ヶ岳リードオルガン美術館に返却して終了。

しばらくずっと家を留守にしていたので、久々にゆっくりと娘と過ごすことが出来て良かった。

 


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