吉倉オルガン工房物語

お山のパイプオルガン職人の物語

横浜出張の周辺 2 色気より眠気

2017年09月05日 | 自分のこと

横浜2泊目。正確には3日目だけど、2日目は伊那に帰ったので。

何度か泊まっている伊勢佐木町のカプセルの予約が取れなかったので、その日は野毛町のカプセルへ。
大岡川沿いの飲み屋が集まっている建物のすぐ向かいでした。

土曜日の野毛町は人がいっぱいでどうにも落ち着かなかったのですが、なぜかアジアンな食事をしたくなったのでその手のお店へ。
メコンウイスキーのハイボールと生春巻きで。

このメコンウイスキーというのは通称で、ウイスキーではありません。
何かそれっぽい色と不可解なフレーバーの蒸留酒です。
昔、タイに行ったときにはよく飲んだものです。ビールじゃ物足りないときにね。
懐かしい味だったなあ。あの頃は……。

それからカオマンガイ(ご飯に茹でまたは蒸した鶏肉を乗せたもの)を食べて……、

お客さん!大丈夫ですか?

どうやら居眠りしていたらしい。まあ徹夜続きだったから無理も無いけどね。

店を出たのだけれど、何かこう物足りないのでそこら辺を歩き回ったのでした。
大岡川を渡るとよりいかがわしいエリアになります。

ピピピッ!脳内警報が鳴る。ロックオンされたっ。
回避間に合わないっ。捕獲されたっ。
コリアンのおねいさんのようでした。左腕を絡め取られてしまった。

おにさん、マッサージどう? 出来るよ?

いや結構。俺は寝たいんだよ。

あっ、マズイ。斬り込む隙を与えてしまった。

寝るのOK ね、〇千円で朝までよ。

いや、そうじゃなくてね、疲れているので早く寝たいんだよ。

とりあえず来てみるね。かわいい子いるよ?ワタシ可愛くないけど。

絡め取られた左腕を彼女の腰に回して引き寄せて顔を覗き込んで

いや、そんなことはない。キミも十分可愛いよ。

なにやってんだ俺?

じゃあ飲みに行かない?

いや、悪いけどほんとに疲れているんだよ。

そのまま少し歩きながらポツポツと話をして別れたのでした。

ああそうだ、立ち食いそばが食べたかったんだと気づいたのですが、店が見つからなかったのでとんこつ系つけ麺で。
うん、食べなきゃ良かった。重過ぎ。

そしてカプセルに潜り込むと、着替えることもなく服を脱いでそのまま眠りについたのでした。

 

 

 


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