吉倉オルガン工房物語

お山のパイプオルガン職人の物語

好きなオルガン1

2006年04月30日 | オルガン
オルガンの話が最近ないですね。と、いうことで、今回は私の好きなオルガンのことを。
好きといっても、基準はいろいろなので、今回の基準は「マネしてみたい古いもの」とでもしましょう。

このオルガンはドイツは中部、チューリンゲン地方のシュマルカルデンにあるオルガンです。
6ストップ1段鍵盤のわりとかわいい楽器です。かわいいといっても、3メーター以上の背丈はあるのですが。
1589年製だそうで、ドイツでも古い方のオルガンです。
全面に並んでいるパイプは白く塗った木製です。この部分のパイプに木管を使う例は少ないです。
自分ひとりで作るとしたら、このくらいの大きさが限界かもしれません。
装飾もなかなか良いです。

大きい画像はこちら
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/eb/6e6e11ed9fb30cf7ea535fbdd06c3f15.jpg

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
デザインのこと (ひろなん@風琴屋)
2006-05-01 19:50:37
tosiさん、ようこそ!



オルガンのデザイン(設計も含みます)は、古いものの方が複雑で、時代が下るとシンプルになって行く傾向があります。



本当に昔の人はすごいと思います。



航空学園の情報ありがとうございました。

学園祭はご一緒できるといいですね。



また、そうぞ!
返信する
オルガンと言うより (tosi)
2006-05-01 14:18:38
家具って感じですね・・・工芸品とか美術品のような感じですね・・・



 そうそう、「航空学園」の見学ですが、秋に学園祭がありその時はだれでも入れるので是非行ってみてください。最近は大分様変わりしたみたですが、モグラやセスナなどの展示飛行も見る事が出来ます。



 
返信する

コメントを投稿