超人ハルクとピアノ

昨日、家内や子供達も無事実家から帰って来て、また騒々しい日々の始まりです。
テレビはあるのですが、すでに上にいろいろ物が載っていて掘り出すのも億劫なので見ていません。

それで、まあ、You Tubeなんぞを見て回っていたのですけど…。
そもそも著作権上の問題アリアリのシステムなので、削除されたり、また復活したりのいたちごっこは常ですね。

今回のお話はテレビ版「超人ハルク」です。
アメリカのコミックスを原作とする作品でアニメ化もされていますし、最近でも2003年、2008年と映画化されていて、非常に人気のあるキャラクターです。

このテレビ版ハルクは、79年～80年に日本で深夜枠で放映されていました。
僕は中3、そのころちょっとアメコミ（アメリカン・コミックス）にはまっていたので、関心があったのです。

ハルクが戦車を破壊し砲弾も通用しない、めちゃくちゃ強いモンスターである原作。これは21世紀の映画版は踏襲（ふしゅうじゃないよ）しているのですが、70年代テレビ版はなんともチープな作りでした。
しかしながら、ストーリーと主役のビル・ビクスビーが素晴らしく、吹き替えの声優も実に良く合っていて、非常に見ごたえのあるドラマだったのです。

激怒すると変身する体質になってしまって、居場所を失った主人公が、様々な事件に巻き込まれながら流浪するのですが、知性は高いが力のない普段と、力だけの変身後が奇妙に補完して、事件を解決し、主人公はまた去って行くというのが基本パターンです。

この主人公が直面する事件が、単純な犯罪から、DV（ドメスティック・バイオレンス＝家庭内暴力）、カルト、民族問題など、なかなかに深いものもありました。
人物の描写も丁寧なので、番組の終わりに主人公が去って行く場面の寂寥感は物悲しいテーマとともに心に残りました。

で、そのテーマ曲がYou Tubeに上がっていて、シンプルな小品ながらとても良い雰囲気が受けているらしく「弾いてみました」系、演奏チュートリアルから、運指の様子など多数、ご丁寧にアップされているのです。

う～む、挑戦してみようかな…。
僕は鍵盤楽器の学習経験はありません、製作経験はあるのですが。
ピアノはうちには2台あります。
実用可能なアップライト一台と、要修復のスピネット（ピアノの場合背の低いアップライト）です。
ついでに家内の電子オルガンが１台と、不要電子オルガン（でかい！）が2台、これは欲しい人に上げたいです。
ポータブルキーボードの方が、練習には良いでしょうね。

やってみようかな…。


超人ハルクWikipedia

テーマ