吉倉オルガン工房物語

お山のパイプオルガン職人の物語

鍛えられる男

2007年01月10日 | 自分のこと
老化は~からとよくいいます。そのひとつに老化は握力からというのがあります。
測ってはいませんが、僕の握力は衰えてなさそうです。
何故なら鍛えられているからです。

夕食後や風呂上がりにストーブの脇で一息ついてたりすると、背後に人の気配が来て、足がにゅっと伸びて来ます。
「足揉んで」
ああ、休ませてくれい…。

子供の頃から母親の足裏や肩を揉まされてきたので、凝り具合などが自然にわかるようになってしまったのです。
ツボなどを研究したこともありましたが、忘れてしまいました(笑)。
これらマッサージ類にはいろいろな流儀がありますが、理屈抜きでの実践30数年、体で憶えた感覚というのは、時に理論に勝ります。
 
家内にそのことは別段言ってなかったのですが、上の子の妊娠中、つわりの症状が出て来た時に、ついやってしまったのが運のつきでした。
効果は劇的に現れてしまい、その後、肩凝り、ぜんそくの発作などの度に足裏、肩、背中などをマッサージさせられることになってしまったのです。

この間、ちょっと子供の足裏を触ったら、下の娘はくすぐったがっていやがるという正しい反応だったのですが、上の息子は、あろうことかすごく凝っていて、しかも
「ああ~、気持ちいい~」
だと。まるでおっさん並!僕より肉体年齢は上じゃないのかというほどの凝り様です。
考えてみれば、学校の授業以外にほとんど体を鍛える機会がないのですから、無理もないかも知れません。
この上、子供の足もみなんぞしたくないですし、体の基礎を作る時期なので、ヤツも少しずつ鍛えてやることにしましょう。

そんなわけで、握力については、日常的、かつ半強制的に鍛えられているのです。
家内は、お金がとれるワザだといいますが、別に人様の足裏なぞ揉みたくはありません。

それより、僕も人にやってもらいたいんですけど…。
たまにカプセルホテルでキレイな中国人のおねいさんの足裏マッサージコーナーなんかを見るに、いいなーと思うのですが、あの手つきじゃだめだとか、その値段の高さの前に、いつもあきらめてしまうのです。

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3 コメント

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以前 (ハラペコちゃん)
2007-01-11 03:08:21
足裏マッサージならぬ 足裏療法ってありましたよね。。(代表が捕まる日に駅前で講演会のチラシを頂いた事が。。日付はその日で時間は捕まった数時間後。。)

お坊ちゃま 幼くして凝り症とはなかなかオトナですねぇ
(*´▽`*) 子供社会も苦労が多いのでしょう。

奥様、スバラスィ!(-c_,-` )
その方法もらったぁ------------!!
いつか絶対に使いますとも!!
私も おつきのマッサージ師ほしい~!
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体力格差 (ひろなん@風琴屋)
2007-01-11 20:09:29
ハラペコちゃん、ようこそ!

今日、子供と歩くために、雪の森の中を下見してきました。
いや~、気持ち良かった。
家内がダイエットを企てると僕が痩せ、僕が子供を鍛えようとすると、僕の方が元気になってしまうようです。
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ヲ。 (極ハラペコちゃん)
2007-01-12 03:24:13
>家内がダイエットを企てると僕が痩せ、

マーフィーの法則みたいですねぇ(笑)
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