吉倉オルガン工房物語

お山のパイプオルガン職人の物語

さらに占いのこと

2007年01月09日 | 思うこと
僕は占いはそれほど好きではないのですが、まじないはけっこう好きだったりします。
困難に挑む時に、なんらかの「儀式」を行って自らを鼓舞することです。
ゲンかつぎなんていうのもこの類いですね。

出典は洋の東西を問わず、好きな方法をとれば良いと思っています。
ちなみに、宗教を含む思想や呪術的なものは、インド、メソポタミア起源のものが多く、古くなるほど東洋と西洋の境はあいまいになります。

大事なのは、信じてソノ気になることです。自己コントロールに外部スイッチを付けるようなものですから。
理想的には人間は、すべての行動を意志の力だけで決定しその行動を遂行すべきなのですが、なかなかその境地には辿り着けません。
そこで、「この儀式をすれば出来る」と自分に刷り込むのです。

ある人が、占い師のアドバイスに従って、家の門を直したと言う話を聞きました。
とても意志的な人で、占いに頼るようには見えなかったので、占いを信じるのか聞いてみたのです。
その人が答えて言うには、
「自分はいつも精一杯勉強して努力をしているつもりだし、誰からの意見やアドバイスも受け入れて考えてみることにしている。だからあとは占いくらいしか参考にできるものが思いつかない。門を直したくらいで気持ちの切り替えが出来るなら安いもんだ」
たしかに、こういうすべてに前向きな考え方なら、占いもまじないも効果がありそうだと思ったものです。

「人事を尽くして天命を待つ」というのは、けだし名言です。
吉日でもたいしたことをしないのであれば無意味ですし、凶日で休めれば良いのでしょうが、何かしなければならないのであれば、しっかりがんばる。
ただそれだけです、結局すべきことに大差はありません。

さて、明日の僕の星座の恋愛運は…、「下心のある異性から誘われそうな日」だって!
きゃっ

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