吉倉オルガン工房物語

お山のパイプオルガン職人の物語

今年最後の

2007年12月27日 | 自分のこと
今晩から東京3連チャンです。夜通し仕事です。
今朝も朝5時まで仕事をしていたので、すでに日にちの感覚が変になっています。
これが今年最後の仕事でしょう、多分。

来年は儲けるぞー!普通のペースで仕事するぞー!来年こそはー…。

…去年もそう思った…。

…夏休みの終わる頃、次こそは早めに宿題終わらせるぞ、の誓い空しくいつもバタバタだったっけ…。

…一生そうなのかなあ…。

何の!反省はすれど後悔はせず!後悔は海でするものなり(そりゃ航海!)。

いずれ、人類が時間を制覇したのち、多額のお金を支払った上、審査委員会が「問題なし」と承認した場合にのみ過去に戻って、ひとり一件だけ、人生の選択をやり直すことが出来るようになります。
この権利は本来、譲渡禁止のはずなのですが、なぜかアメリカの金持ちなどは複数回やり直しているようです。そしてより金持ちになったりするので、審査委員会の公正さが疑われるところです…。
あ、現実逃避?
まあ、そんな時代が来たら思いっきり悩んで後悔するつもりです。

さて、この一行の間に長野から山梨の自宅経由で東京の現場に空間転移です。
到着時刻は夜10時、もっと早い時間を考えていたのですが、睡眠不足での運転は危険なので自分の覚醒サイクルに合わせて行動しました。
先代の軽トラは「瞬間睡眠」で大破させてしまいましたからね。慎重に。

現場の老舗デパートのオルガンのパイプ室の気温28℃!
最高気温10℃未満のところから来たのですよ、この差はキツいっ!
とにかく身体を慣らしながら、ムリせずゆっくりやるとしましょう。
それにしても暑いし空気が悪い…。
デパートの一階って化粧品売り場が多いですよね、ここもそうなんですけど、高級ブランドの香水の匂いが混ざったなんかすごい空気です。
シャネルの5番はやはり人気なんでしょうね、匂いの割合が大きい感じがします。

さて、日付が変わる頃まで一休みしてはじめましょ。

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6 コメント

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Unknown (しまりす)
2007-12-28 17:06:48
香水の匂いに酔ってませんか?

自分の好きな香りならいいのですが
そうでないと耐えられませんね...

来年も
適度な現実逃避をしながら
お互い頑張りましょうね!

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ありゃ、こちらにいらしたんですか! (ムスタファ)
2007-12-28 22:55:03
東京にいらしたのですか。
もしも時間がとれそうでしたら、ぜひご連絡を下さい。お会いできるのを楽しみにしています。
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香水は冬の思い出 (ひろなん@風琴屋)
2007-12-30 22:47:17
しまりすさん、ようこそ!

洋物香水は僕にとってはヨーロッパ生活の思い出の匂いです。
霧に包まれたアムステルダムの冬なんかが思い出されます。
なぜ冬かというと、航空運賃、ホテルなどが安いからなのが寂しいところです。

どうぞ、良いお歳を!
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ごめんよう (ひろなん@風琴屋)
2007-12-30 22:55:02
ムスタファさん、ようこそ!

東京ではお騒がせしてごめんよう。
あの日は昼間はずっと、軽トラの荷台の箱の中で夕方まで寝てました。
誰がかわいいホームレスさんじゃい!

で、夕方に銀座の銭湯に行きました。
湯温45℃、江戸っ子はお熱いのがお好きだねえ!

この仕事のパートナーは、ムスタファさんのオルガンの製作元関係者なんですよ。

今度はゆっくりとお目にかかりましょう!
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思い出の香り (しまりす)
2007-12-31 19:49:44
初めてパリに旅行できたのが冬
その時、町に香っていたのが
LANCOM のTrésorでした

今でもこの香りがすると
あの時の、パリの思い出が蘇ってきます
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香り、匂い、臭い (ひろなん@風琴屋)
2007-12-31 21:00:38
しまりすさん、ようこそ!

嗅覚は他の感覚よりも脳に直結しているそうですね。
スパイスの香りや、すえた残飯の臭いはアジアの町の思い出に繋がりますし、羊の臭いは砂漠の町、腐った卵は日本の温泉街?

流れて来た香りで突然、思い出が溢れ出して来て思わず立ち止まってしまうこともありますね。
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