
棋聖戦5番勝負の第1局が千葉・木更津市で指され、90手で挑戦者の先手山崎隆之八段(43)が投了し、後手藤井聡太棋聖(21)が、初戦を制した。
藤井棋聖はこのシリーズを勝つと棋聖タイトル5連覇となり自身初の永世称号「永世棋聖」となる。
藤井八冠の永世の称号は初めてで、史上最年少の永世称号となる。
山崎八段はタイトル挑戦は15年ぶり2度目。
初タイトルを狙っているが、第1局を落とした。



山崎八段は「第2局はもっと上手く指したい」とガックリした表情で語った。
第2局は17日に新潟市で指される。
藤井八冠にはその3日後の20日に、2勝2敗で大勝負となる伊藤匠七段との叡王戦第5局が待っている。