大阪の緊急事態宣言も今日まで。
前祝いではないが、昨日、大阪に飲みに出た。
グランフロント大阪南館7階の居酒屋「ぬる燗佐藤大坂」で久し振りの友人と飲み食いする。
いろんな日本酒がウリの店で、僕は日本酒は飲まないが、友人は大喜びだった。
大阪はもう緊急事態宣言明けみたいな賑わいだったが、まだ宣言下。
8時で店を追い出された。
物足りない。
不良ジジイ2人はそのまま帰らず、某所で11時まで遊んだ。
客がまばらな阪急大阪梅田駅で準急で帰ろうとしたら、若者が終着駅なのにグッスリ眠り込んでいる。
ほっとこうと思ったが、元々、僕はお節介男。
ちょっと離れたところから「梅田に着いてますよ」と声を掛けた。
ピクリとも動かない若者。
今度は大きな声で「着いてますよ!」ともう一声。
今度は気が付いた若者は、何も言わずサッと出て行った。
礼くらい言えよ、と思ったが。
そうなのだ僕はお節介ジジイなのだ。
痛恨の思い出がある。
東京出張の時、新幹線の隣の席の女の子が停車駅で席を立って降りた(と思った)。
座席にはコートを忘れていた(と思った)。
そこで車掌に隣の女の子がコートを忘れてますと渡した。
暫くして、女の子が帰ってきた。
僕は真っ青になり、事情を話した。
謝り倒したことは言う迄もない。
女の子は「何で~」と言ったまま、物凄い顔でこちらを睨んだ。
それから、2人で車掌さんのところへ行ったりして大変だった。
そのままコートがあったら問題なかったが、コートは降ろされ、もう忘れてたが、どこかの駅に送られていた。
僕は最後まで、付き合わねばと思ったが、鬼のような顔をした女の子は「もういいです。自分でやります!」と解放してくれた。
こんな情けないことはなかった。