苦手の赤土の全仏オープン1回戦を2-0のストレートで突破した世界ランク2位の大坂なおみ(23)。
しかし、コート外で4大大会追放、出場停止の大ピンチに陥っている。
きっかけは大坂が大会前のツイッターで「アスリートの心の健康状態が無視されている。自分を疑うような人の前に出たくない」との書き込み。
そして、その通りに試合後の行事として義務づけられている記者会見を拒否したのだ。
これに激怒したのが4大大会(全米、全豪、全英、全仏)主催者。
1回戦の勝利後の記者会見を拒否した大坂に、全仏主催者は165万円の罰金を科した。
そして話し合いを求める手紙を大坂に送ったが、大坂は完全無視。
4大大会主催者は会見拒否を続けるなら、4大大会から追放、出場停止にすると宣告した。
さあ、どうする大坂。
この場外戦から目が離せなくなった。
私見を言うと、僕は彼女のBLM運動への参加、日替わりマスクでのアピールなどは支持してきた。
テニス協会も黙認した。
しかし、今回の義務とされている試合後記者会見の一方的な拒否は如何なものか。
プロの試合は高額賞金を提供する主催者、高額な入場料を払う観客、マスコミ、大会運営を援助するボランティアなどから成り立っている。
大谷なども、どんなに疲れていてもマスコミの取材に応じている。
大坂は自分の感情で一方的にツイッターで記者会見拒否を宣言した。
余りに子供っぽく、我が儘な行動にしか見えない。
本人は問題提起したつもりかも知れないが、自分勝手にすぎる。
年間60億円も稼ぐトップアスリートの行動としては余りにお粗末だ。
言いたいことがあるなら、大会後に4大大会主催者としっかり話し合いを持ちなさい。
試合だけして義務である記者会見を、一方的に拒否なんてことが許される訳がない。
もっと大人になりなさい。
さもないと全ての名声、試合出場機会を失いますよ!