今日は待ちに待った「日本ダービー」。
天気はあまり良くないが、その前に散歩に出る。
帰ったところでテレビの前へ。
本命のコントレイルは、父のディープインパクトのダービーと同じ3枠5番。
何か運命的なものを感じる。
これが無観客じゃなかったら、どれだけ盛り上がっただろうと、改めて思う。
ファンファーレが鳴り響き、ゲートイン。
各馬スムーズなスタート。
コントレイルは4、5番手の絶好の位置。
レースは坦々と進む。
直線に入るとコントレイルは楽に抜け出し、迫る皐月賞で競り合ったサリオスを3馬身突き放してゴールイン。
強い!強い!強すぎる。
僕は思わず立ち上がっていた。
こんなに興奮したのは久しぶりだ。
勝ったコントレイルはこれで5戦5勝の無敗で皐月賞、ダービーの2冠を奪取。
これは父のディープインパクト以来15年ぶりの快挙だ。
直線、飛ぶように疾走する姿はディープインパクトにソックリ。
ディープは去年死んだが、その生まれ変わりかと錯覚するほど似ている。
数々の名馬を世に出したディープだが、コントレイルが間違いなく最高傑作だろう。
それどころか、父を超える存在になってほしい。
例えば日本競馬の悲願で、ディープも敗退したフランスの凱旋門賞を制覇するとか。
とまれスターホース誕生だ。
今年は牝馬でもデアリングタクトという無敗の2冠馬が誕生した。
ひょっとしたら、無観客の方が実力馬がその実力を遺憾なく発揮できるのかな。
でも、どちらも秋の3冠目は大観衆の前で戦ってほしいものだ。
馬券はちょっと儲けさせて貰ったが、そんなのどうでもいい。
大満足のダービーだった。
やっぱスポーツはいいな~。