世界中で人種差別反対デモ！大阪でも1000人

世界中で人種差別反対デモが拡大している。

ニューヨークでもワシントンでもロサンゼルスでも。

サンフランシスコでも。

ロンドンでも。

シドニーでも。

ソウルでも。

大阪でも1000人がデモ。

頼もしいの～。

先日、50年前の全共闘運動のことを書いた。

そうあの頃、1968年も世界中の若者が街頭を埋めつくし、反戦、世界平和を訴えた。

今年、2020年はコロナ禍の中、世界中の人々が人種差別反対を訴えている。

きっかけは、アメリカで白人警察官が黒人男性を暴行死させたことだった。

長年にわたる黒人差別に最初は黒人達が決起した。

その火に油を注いだのは、僕の大嫌いなトランプだった。

軍隊を出動させて鎮圧すると息巻いた。

そういえばトランプの親友のシンゾーの祖父のキシも60年安保の時、自衛隊を出動させようと目論んだ。結局、防衛庁長官の反対でできなかったが。

パンデミックは歴史を変えるというが、何か世界中でそんな気配がしてきた。

今回のコロナでは、僕は「アメリカは本当に先進国か？」と書いた。

コロナはその社会の弱点を炙り出した。アメリカでいえば黒人差別を。

世界的には弱者をモロに直撃した。

グローバリズム、新自由主義は富める者をますます富まし、貧者をさらに貧しくした。そこへコロナの直撃だ。

さあ世界はこれからどう動く。

格差社会の解消に動くか、それともその逆になるか。

若き日のことを思い出しながら、世界中のデモの画面に拍手を送りながら、僕はそんなことを考えている。