興奮冷めやらぬ中、井上は次のように語った。「平常心で戦おうと思ってたが、その通りのいいパフォーマンスができた。ほっとしました。1Rはどうなるかと思った。後押ししてくれる感じだったグラスゴーには感謝してます」
決勝の相手のドネアについては「ノニトはキャリアがあって強い。憧れでした。ファイナルで戦えることは誇りです」と話した。
それを受けノニト・ドネアは「彼は素晴らしい試合をした。彼とやるのは運命です。最高の試合をします。どうやるかはこれから考える。また21歳に戻った感じで戦う」。こちらも気合い満々だ。
両雄の決勝戦が楽しみだ。
最後に僕の感想を書いておく。僕は60年ボクシングを見ているが、モンスター井上は間違いなく歴代最強だ。かつてこんなに強くて凄いボクサーがいただろうか。パンチ力、的確にそれを当てる技術。何をとっても最高だ。今、世界で彼に匹敵するのは、タイプは違うけど、ライト級のロマチェンコだけ。だから僕はパウンド・フォア・パウンド(体重度外視の強者ランク)の1、2位に彼らを推す。1度見てみたいのが、打たれたときの井上の対応だが、当分ないだろうな。
井上にやったら早々にKOされます☺️今のところ敵なし隙なし。もっとも西岡を全く寄せ付けず戦慄のKOをしたドネアが、今の井上くらい強かったですね。果たしてあの頃の力があるか?全盛期のドネアだったら面白かったでしょうね。