僕のブログを見てみると、トップで読まれているのが、5月19日に書いた「試合後の井上と決勝の相手ドネアの談話。僕の感想も」だった。

そこで今回のドネア戦の感想を書いてみる。
多分、読んでる方は今回のドネア戦の感想と間違えて読まれたのだと思う。

そこで今回のドネア戦の感想を書いてみる。
前回のブログは最後に「1度見てみたいのが、打たれたときの井上の対応だが、当分ないだろうな」で結んでいる。
しかし、今回の試合でそれを嫌というほど見せつけられた。
井上がドネアの強打に耐え、打ち返す姿を目の当たりにして、彼のタフさと根性を確認した。
本人も自信を持っただろう。良かった。
僕はドネアを見くびっていた。7年前に西岡利晃をKOしたときのドネアは戦慄するほど強かった。
西岡は怯え切って何もせずに負けたと記憶している。
そのときのドネアのイメージと今の井上のイメージが重なっていた。
その後、ドネアはスーパーバンタム級、フェザー級に移りチャンピオンにはなるが、リゴンドウに完敗したり、ウォータースに一発でKOされたりしてるのを僕は見ていた。階級を上げたドネアは4敗もしている。
僕は完全に峠を越した選手と見ていた。全盛期の井上の敵ではないと。
では何故、昨日のような試合になったか?
まずドネアが本気で調整してきたこと。そして体格差。
170センチのドネアは165センチの井上より一回り大きかった。
計量の後、ドネアはフェザー級の体に戻していたのではないか。
井上はフェザー級の強豪と戦っていたのだ。だからあれほど苦戦した。
ボクシングおいて階級差は想像以上に大きい。
僕の大好きなロマチェンコもフェザー級、スーパーフェザー級では完全な無敵だが、ライト級では3団体チャンピオンながら、楽には勝たせてもらえない。
井上も4階級、5階級制覇というが、バンタム級なら無敵、スーパーバンタム級なら大丈夫といった感じか。
フェザー級は体格的にしんどいと思う。
だから井上は暫くはバンタム級で全タイトルを統一し、スーパーバンタム級を狙ってほしい。
因みに井上の一番の強敵は神の左・山中を2度KOしたヒール(悪役)のネリだと思う。
再度言うが、フェザー級はやめた方がいいと僕は思っている。
ただ、戦後のドネアのコメントが印象に残ります。「俺のパンチによく耐えた」。井上のスピード、パンチ力よりも、耐えた方を絶賛していたこと。
どう思われますか?
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